アニメ『MFゴースト』は、2024年10月より2期が放送中の、実在する公道・スポーツカーをモチーフにしたカーレースバトルを描く作品です。原作は、「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中の同名作品。累計発行部数は580万部を突破しています。
この記事では『MFゴースト』に登場する池谷浩一郎(いけたに こういちろう)をピックアップ。『MFゴースト』と世界観を同じくする『頭文字D(イニシャルディー)』からの登場キャラクターであり、『頭文字D』主人公・藤原拓海(ふじわら たくみ)の友人でもあります。そんな池谷の性格やプロフィール、声優を紹介します。
目次
- 『MFゴースト』とは
- アニメ『MFゴースト』池谷浩一郎の基本情報!プロフィールや声優を紹介
- アニメ『MFゴースト』での池谷浩一郎の年齢は?
- 池谷浩一郎の愛車は?
- 池谷浩一郎と藤原拓海の関係は?
- アニメ『MFゴースト』池谷浩一郎のまとめ
『MFゴースト』とは
1995年~2013年まで『週刊ヤングマガジン』で連載された『頭文字D』は、“公道最速伝説”をキーワードに、実在する公道・スポーツカーが登場し、個性豊かなキャラクターたちが、激しいレースバトルを展開しました。
そこから約20年後の西暦202X年。車の自動運転が普及する中、あえて自分で運転し、公道でスポーツカーを競わせる自動車レース「MFG」が世界中を熱狂させていました。
主人公・片桐夏向(かたぎり かなた//カナタ・リヴィントン)も、そんな「MFG」に参戦するドライバーの1人。『頭文字D』の主人公・藤原拓海を師匠に、受け継いだドライビングテクニックを駆使しながら、神15(かみフィフティーン)と称されるライバルたちと熱いレースを繰り広げます。
アニメ『MFゴースト』池谷浩一郎の基本情報!プロフィールや声優を紹介
池谷は、『頭文字D』において拓海の地元になる秋名の走り屋チーム「秋名スピードスターズ」のリーダーを務めていました。ガソリンスタンドでバイトをしていて、同じ店に勤めている拓海や武内樹(たけうち いつき/イツキ)の先輩にあたります。『頭文字D』時代は、そのお店はもちろん、拓海の公道バトル観戦など様々な場面で、イツキや親友の健二(けんじ)たちと行動をともにしていました。
アニメ『MFゴースト』では、第21話にて健二やイツキとともにガソリンスタンドで話す姿が描かれました。
池谷浩一郎の基本情報【プロフィール】
池谷の年齢は『頭文字D』スタート時は21歳で、作品終了時点では22歳でした。TVアニメ版と新劇場版では、それぞれ別の声優が池谷役を担当しています。
名前:池谷浩一郎
年齢:頭文字D登場時…21歳 終了時…22歳
身長:175cm
体重:60kg
池谷浩一郎の基本情報【声優】
◆TVアニメ版
声優: 矢尾一樹(やお かずき)
『機動戦士ガンダムΖΖ』ジュドー・アーシタ役、『NG騎士ラムネ&40』ダ・サイダー役など
マック・ミック所属。1984年にOVA『BIRTH』シュルギ・ナム役で声優デビュー。初主演作の『超獣機神ダンクーガ』で演じた藤原忍役のセリフ「やってやるぜ!」が矢尾氏の代名詞的に扱われ、他作品でもたびたび使われています。
舞台にも数多く出演し、同時に音楽活動も行っています。特技は剣道(二段)、剣武道(初段)など。
◆新劇場版
声優: 土田大(つちだ ひろし)
『忍者戦隊カクレンジャー』ニンジャブルー役、『カーズ』ライトニング・マックィーン役など
81プロデュース所属。アニメ作品では『スカルマン』スカルマン役、『ハチミツとクローバー』山崎一志役、『進撃の巨人』グリシャ・イェーガー役などを担当しています。ディズニー映画の『カーズ』シリーズでは、主人公のライトニング・マックィーン役の吹き替えを担当したほか、海外ドラマや洋画の吹き替えに出演しています。趣味・特技はバイクツーリング、歌など。
池谷の性格や人となりは?
『頭文字D』時代の池谷は、面倒見がよく、優しい人柄をしていました。拓海にガムテープデスマッチを仕掛け、自業自得のような事故を起こした妙義ナイトキッズの庄司慎吾(しょうじ しんご)にも、手を差し伸べて助けるほどです。後輩にも優しく、拓海やイツキからも慕われています。
走り屋としての腕前はあまりなく、ずば抜けた腕を持つ『頭文字D』の登場キャラクターの中では遅い部類になります。しかし、一般道での運転は丁寧で安全運転を心がけていることもあり、仕事先の上司からも「池谷ならば(ぶつけないから)社用車の運転も安心して任せられる」と信頼されています。また、クルマ全般の一般知識や各メーカーのメカニズムなどにはかなり精通しています。
池谷の家族構成や恋人は?
『頭文字D』の作中では、池谷の家族は物語に登場せず、彼女もいませんでした。しかし作中のエピソードの1つとして、碓氷峠を拠点とする2人組の走り屋「インパクトブルー」のドライバー・佐藤真子(さとう まこ)と相思相愛だったことが描かれました。あと一息で交際まで発展しそうでしたが、不幸なすれ違いが起きたうえに池谷が奥手過ぎたこともあり、2人は結ばれずに終わりました。
アニメ『MFゴースト』での池谷浩一郎の年齢は?
『MFゴースト』の時間軸は、『頭文字D』の約20年後となっています。よって、池谷の年齢は『MFゴースト』開始時点で42歳前後と推測されます。アニメ『MFゴースト』では、池谷は以前から務めていたガソリンスタンドの所長に昇進しています。
昔からの仲間の健二とイツキは結婚していますが、池谷はいまだに独身です。原作漫画9巻96話で池谷は「好きで独身やってるわけじゃないんだよー(忘れられない女性がいるだけだよー)」と語っています。その女性の名前は具体的に出ていませんが、前述の佐藤真子である可能性も高そうです。
なお、アニメ第21話で池谷が帽子を取るシーンでは、加齢のせいか前髪が禿げあがっていたことが明らかになりました。若いころと比べて、風貌の変わりように驚いた視聴者も多かったのではないでしょうか。
池谷浩一郎の愛車は?
『頭文字D』で描かれた池谷の愛車は、日産・シルビアK‘s(S13型前期)で、カラーはライムグリーンツートンです。装備しているパーツは、日産純正エアロパーツ、SPEED STAR製ホイールになります。TVアニメ版での車のナンバーは「群馬58 え 51-745」ですが、新劇場版でのナンバーは「秋名79 さ 3-832」になっていました。なお、池谷が好きなものは愛車のS13シルビアで、嫌いなものはS14シルビアとのことです。
池谷浩一郎と藤原拓海の関係は?
『頭文字D』時代の池谷と拓海の関係は、拓海のバイト先の先輩・後輩です。その後、拓海は赤城山をホームとする「赤城レッドサンズ」と「秋名スピードスターズ」とのバトルに巻き込まれ、池谷の代役として啓介と戦います。
その戦いに拓海が圧勝したことで、池谷は拓海を「秋名スピードスターズ」に誘います。その後、拓海は準メンバー的な扱いとなり、池谷は拓海に申し込まれるバトルの窓口的な役割をこなしていたこともありました。
池谷は拓海の才能に惚れ込み、拓海のドライビングテクニックを教えてもらっていたこともありました。その後、高橋涼介(たかはし りょうすけ)が率いる「プロジェクトD」に拓海が参加した後も、拓海の熱心な支持者の1人としてイツキや健二とともに応援しています。
アニメ『MFゴースト』では、現在の池谷と拓海の関係性は不明ですが、今後何らかの形で描かれる可能性はあるかもしれません。
アニメ『MFゴースト』池谷浩一郎のまとめ
池谷は『頭文字D』時代の走り屋チーム「秋名スピードスターズ」のリーダーで、拓海が当時バイトしていた職場の先輩でした。『頭文字D』登場時は21歳で、イツキや健二と行動をともにしていました。愛車は日産・シルビアK‘s(S13型前期)です。
『MFゴースト』では、『頭文字D』時代に勤めていたガソリンスタンドの所長になっています。年齢は42歳前後と推測されます。イツキと並んで、今後の登場が楽しみな名バイプレイヤーの1人です。
(C)しげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会
この記事の画像一覧アニメ『MFゴースト』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイ(タップで動画へ) | 見どころ |
---|---|---|
1 | 英国からの挑戦者(チャレンジャー) | エッチなRQが登場 |
2 | 衝撃のMFG新世代 | イニDを彷彿させるBGM |
3 | カマボコストレート | ヒロインのビンタ炸裂! |
4 | タイヤマネジメント | カナタと恋の鎌倉デート |
5 | 連携プレー | 藤原拓海の名前が登場 |
6 | 悲運のラリースト | 藤原拓海の過去が語られる |
7 | 4号車の男 | 17歳にしか興味がない男 |
8 | 音声(ボイス)カウント | ヤジキタ兄妹を攻略 |
9 | 時速300キロのドッグファイト | ハイスピードの接近戦! |
10 | アップデート | 逆ラッキースケベ発動!? |
11 | 天才覚醒 | 圧巻の走りをする沢渡 |
12 | うけつがれた感覚 | カナタの才能が明かされる |
13 | 舞いおちる白い死神 | カナタが思い出す藤原拓海の姿 |
14 | 4WDの攻勢 | 雨天を不気味に走行するトヨタ86 |
15 | 駅伝ストレートの明と暗 | 陸奥のGT-R対決 |
16 | 鬼神(きしん)!!沢渡 光輝 | 藤原拓海からカナタへ継承された技 |
17 | 残酷な現実 | 欧州2大ブランドのガチンコ勝負 |
18 | 芦ノ湖スカイラインの悪魔 | 濃霧で脅威のドラテク炸裂! |
19 | ロンサムカーボーイ | トヨタ86GTに迫る獰猛なフェラーリ |
20 | 決着 | わずか50cmの激しいドッグファイト |
21 | 好敵手(ライバル) | 藤原拓海AE86の当時の走り |
22 | ザ・ペニンシュラ開幕 | 藤原拓海の愛弟子が新たな歴史を刻む |
23 | 勇気の代償 | カナタを襲った最大のピンチ |
24 | 苦渋の選択 | もう1人の群馬プライド継承者の走り |
『MFゴースト』関連作品