【WWE】SMACKDOWN(1月5日・日本時間6日/バンクーバー)
米国のリングを席巻する悪女ヒールユニットで日本人レスラーが暗躍し、仲良しだったはずの仲間から「あいつを倒せ」と命令されるリーダー。友情回復かに見えたユニット内の根深い不協和音が再び明らかとなり、ファンから心配の声が相次ぐひと幕があった。
WWE女子王者のイヨ・スカイがミチン相手にタイトル防衛に成功。一時期の「不仲説」を払拭しつつあった悪女ユニット“ダメージCTRL”の新たな不安材料が明るみになり、ファンも敏感に反応した。
2024年初戦のタイトルマッチを防衛したイヨは「あー良かった〜」と、ベルトを抱えてバックステージに戻ると、アスカ、カイリ・セイン、ダコタ・カイ、ベイリーとユニットメンバーが総出で歓迎。特に最近信頼を取り戻しつつある“お人好しリーダー”ことベイリーも「2024年はダメージCTRLの年になるって」とご機嫌だ。
先日ベイリーは、WWE女子王座のイヨに続き、アスカ&カイリの『カブキ・ウォリアーズ』による女子タッグ王座奪取、さらに自らがリア・リプリーの女子世界王座を奪取することで女子戦線制覇を宣言したばかり。
そんな和気あいあいとした場に、ライバル筆頭のビアンカ・ブレアーが現れると空気が一変。「王者を讃えに来た」と言いつつも「ベイリー、あなたじゃ無理よ」と口撃すると、イヨら他のメンバーも微妙な表情を浮かべた。
ここでダコタにイヨが「言ってやれ」と日本語で指示すると、「“リーダーとしてビアンカの始末をしなさいと”とイヨが言っているわ」と遠回しな言い方ながら命令。これにはリーダーのベイリーも何ともいえない表情だった。
11月に行われた正規軍との4対4『女子ウォーゲームズ』で敗れ、戦犯となってからリーダー剥奪状態のベイリー。最近は健気なメンバーへのアシストで信頼を取り戻しつつあったが、ファンからは「なんか嫌な感じだなあ」「やっぱり隙間風が…」「なんでダコタが通訳になってんのw」とダメコンの不和状態を心配する声が相次いだ。
アスカはXで中邑真輔、戸澤陽と“ダメージCTRL”の日本人女子3人が揃い踏みのショットを公開して仲の良さをアピールしたが、ベイリーとの溝は深まるばかり。ユニットは必ずしも盤石でなく今後の動向が気になるところだ。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)