草なぎ剛の「チョナン・カン」時代の韓国でのファンサービスを当時のコーディネータが絶賛。その上で草なぎに対し、「こんなスターに会えたことは私の人生の宝」と感謝の言葉を贈る一幕があった。
ABEMAにて1月14日（日）に放送された『ななにー 地下ABEMA』#9では、「俺のあの人は今!?」と題した企画が展開。稲垣吾郎・草なぎ・香取慎吾の3人から事前に“人生で印象に残っている人物”の名前を挙げてもらい、番組で大捜索。ご本人が来てくれていれば、カーテンの奥から登場し再会することができる。
草なぎは23年前「チョナン・カン」として活動していた頃お世話になった恩人「キムソンセンニム（キム先生）」を“会いたい人”として挙げた。右も左もわからなかった草なぎに韓国語を教えてくれ、コーディネートもしてくれた方だという。
そんなキム先生はスタジオに登場し草なぎと再会。キム先生は「日本でまだ韓国文化が流行ってなかった頃、トップスターの草なぎさんが韓国にわざわざ来て、韓国語を勉強しながら（韓国で）番組をやるというのはとんでもない話だった」と当時を振り返る。
その上でキム先生が「当時、韓国の空港に迎えにくるファンはいなかった。今は普通にいます。でも（草なぎが来ると当時も）常に300〜500人のファンが空港にいて」と明かすと、草なぎは「思い出した！それでキムさんが空港で大声出すもんだから“この人、変なおじさん”だって思った（笑）」と振り返った。キム先生は興奮するファンから草なぎを守ろうと懸命に働いてくれていたそうだ。
続けてキム先生が「私が言ってもファンは聞いてくれないから、草なぎさんが『危ないからやめなさい』と言ってくれるんです。その代わりにちゃんとファンにサインをあげたりサービスもする。こんなスーパースターに会えたことは私の人生の宝なんです」と力を込めると、草なぎも感謝の気持ちをジェスチャーで伝えていた。
個性の強いキム先生は、草なぎ主演の全編韓国語の映画「ホテルビーナス」（2004年公開）にも出演しているという。草なぎが「いつも空港とかで『来ちゃダメだよ！』って守っているもんだから、監督が『これは逸材だ！』ってなって、（映画の）最後に警官の役で出てるんですよ」と明かすと、キム先生は「ちゃんとギャランティーももらいましたよ」と笑いを誘う。その時に一緒に出演したイ・ジュンギとチ・ヒョヌは韓国で今やスターの地位まで上り詰めたそうだ。キム先生は「（2人も警官役で僕は）同じレベルで出演した」と誇らしげに語っていた。
（ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より）
