『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、お笑いタレントのイジリー岡田が出演。命の危険を感じたロケを明かした。
この日は、オードリーの春日俊彰がしくじり先生として登壇し、AV業界大手「ソフト・オン・デマンド」(以下、SOD)を教材に特別授業。「マジックミラー号」の誕生秘話や、大赤字で倒産の危機に陥ったSODのしくじり事件を語った。
授業を受ける”しくじり学園メンバー”は、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣の他、イジリー岡田、元BiSHのハシヤスメ・アツコ、セクシー女優のMINAMO。
過激な演出なら誰にも負けない「バラエティディレクター軍団」によって創業されたSOD。テレビマンならではの企画力・演出力をいかし、爆破や宙吊りといった過激な演出を盛り込んだ作品を発表したものの、1000本しか売れず大スベリ。購入者から「全然セクシーじゃない」と苦情が殺到したという。
90年代のテレビではこうした過激な演出がよく見られたが、イジリーは過去の撮影で「命の危険はよくありました」という。「十字架にはりつけにされて、横並びに芸人が5人いて。50メートル後ろからダイナマイトが爆発していくんですよ。40メートル、30メートルと近づいてきて、最後まで耐えた人が勝ち」と恐ろしい爆破ロケを明かし、出演者らを驚かせた。
さらに、その日は強風だったといい、ディレクターと爆破職人がロケバスの中で「こんな風じゃ絶対にできないぞ」「いやいや今日撮らないとダメなんだよ」と喧嘩。イジリーは爆破職人が「この風だと火薬に引火してみんな死ぬぞ」と言ったのを聞いてしまったという。しかしその後、ADが「準備できました」と普通に呼びに来たのだという。イジリーは「準備できたっていうのは風を止めた時だよ」とツッコミを入れていた。
ハシヤスメが「今ってこういうことします?」と最近のロケ事情を聞くと、芸人らは「爆破はあるけど(イジリーほどのことはない)」という。すると、MINAMOは「私、明後日撮影なんですけど、爆破予定なんです」と驚きの告白。スタジオには「えー!?」「この時代にまだ!?」と困惑の声が上がった。
MINAMOは微笑みつつも、「みなさんの話を聞いて本当に不安になってきちゃった」と吐露。春日は「SODはまだ懲りてない?」とツッコミを入れ、スタジオは笑いに包まれていた。