【WWE】SMACKDOWN（1月12日・日本時間13日／リンカーン）
世界最高峰のリングで場内が騒然となるアクシデントが発生した。この日、第4試合として行われたシングルマッチで、コーナーポストの攻防から両レスラーは互いの頭部がぶつかるような形でリングへ落下。レフェリーが即座にゴングを要請し、試合はノーコンテストに。場内が静寂に包まれる物々しい雰囲気となった。
問題のシーンは期待の新星、カーメロ・ヘイズとオースティン・セオリーのシングル戦で起きた。両レスラーが身体能力と若さを活かしたスピーディな展開で攻防を続けるなか、セオリーがトップロープ上のヘイズにジャンプで飛びかかり、雪崩式のスープレックスを敢行するような形に。
しかし、リングへ落下すると両者ともにダウン。異変を察知したレフェリーが即座にヘイズへ駆け寄ると両手で試合の中止を要請。直後にゴングが鳴らされ、場内に異様なムードが漂った。解説で元WWEスーパースターのフナキ氏もリプレイ映像に「オースチン・セオリーの方が脳震盪ですね」と言及する危ないシーンだった。
ファンにも「落ち方が・・・」「頭から落ちてるわ」「頭のところがやばかったな」「事故か」など動揺が広がった。
試合はこのまま中止となり、両レスラーの動向が心配されるなか、WWEは同日公式Xで「試合後、セオリーとカーメロは負傷箇所の検査を受けた」とポスト。「両選手とも顔面打撲傷を負ったが、大事には至らないだろう」とのコメントが発表された。
重傷には至らず安堵が広がると同時に、「レフェリー早かったな」「レフェリー有能」など瞬時に好判断を下したレフェリングを称賛する声も見られた。未来ある若手レスラーの早期復帰を心から期待したい。
（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
