将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が1月14日、朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント1回戦・2回戦に勝利し準決勝進出を決めた。椅子対局で行われた本戦だったが、藤井竜王・名人は自席に座布団を用意。カンペキな準備にファンも注目していた。
将棋の対局スタイルといえば、和室で座布団の上に正座。分厚い将棋盤に向かう様子が頭に浮かぶが、名古屋国際会議場で公開対局として行われた本局は机の上に盤が用意された椅子対局だった。この会場での対局経験の多い藤井竜王・名人の席には、事前に座布団が用意されていた。
ABEMAの中継で解説を務めた渡辺和史六段(29)は、「椅子対局だと高さが低かったりするので、調整が必要だったのかもしれないですね。子供大会だと、椅子の上に正座して対局に臨む子もいますよね」とコメント。もちろん藤井竜王・名人の足が床に届かないわけではないが、前日に行われた対局でも永瀬拓矢九段(31)や高見泰地七段(30)も座布団を導入しており、より良い環境で対局に臨むための工夫だったようだ。
ハードスケジュールの中で厳しい戦いをこなすトップ棋士たちの装備に、視聴者も細やかに注目。「椅子に座布団って座りにくくないのかな」「お座布団そうちゃん」「座布団になりたい」「おざぶかわいいなあ」「腰痛防止」「マイ座布団かな?」「準備万端!」などの声が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)