【プレミアリーグ】マンチェスター・ユナイテッド2-2トッテナム(日本時間1月14日/オールドトラッフォード)
ついにこの男が帰って来た。マンチェスター・ユナイテッドDFリサンドロ・マルティネスは9月に古傷が悪化して長期離脱を余儀なくされていた。そんな中、63分にジョニー・エヴァンスの負傷交代で出番を得ると、素晴らしいカバー&テクニックでホームのサポーターを沸かせた。
2-2で迎えた71分、トッテナムは右サイドから縦に速い攻撃を狙い、スピード自慢のブレナン・ジョンソンの前のスペースにスルーパスが出た。
これに対してマンチェスター・ユナイテッドDFリサンドロ・マルティネスは素早いカバーで先にボールを回収し、直後にジョンソンの股の間にボールを通してプレスを回避するテクニックを披露。この技術の高さにオールドトラッフォードのサポーターは大いに沸いた。
ABEMAで解説を務めた元日本代表・坪井慶介氏も思わず「うまいですねー」と感嘆した後、「カバーリングも見事でしたし、その後の落ち着き、流石ですね」と一連のプレーを説明。CBながら175cmと小柄なマルティネスに対してかつてバロンドールにも輝いた元イタリア代表・カンナバーロの名前を挙げて称賛した。視聴者もコメントやSNSで「うますぎる」「うまw」「ディフェンダーなのに股抜き!」と感心している様子を見せた。
本来はマンチェスター・ユナイテッドのディフェンス・リーダー的な立場にあるリサンドロ・マルティネスだが、先述した通り開幕直後に離脱を余儀なくされ、約4ヶ月間もピッチを離れていた。攻守に重要な役割を果たせるアルゼンチン代表DFの帰還が後半戦のマンチェスター・ユナイテッドの巻き返しには欠かせないだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)