【WWE】RAW(1月15日・日本時間16日/リトルロック)
コーディ・ローデスとの遺恨マッチに敗れた中邑真輔がプレミアム・ライブイベント(PLE)大会「ROYAL RUMBLE」のロイヤルランブル戦に向けてメッセージ。コーディを含む出場全選手に宣戦布告した。
中邑は前回「RAW」で昨年から因縁が続くコーディと反則裁定なしのストリートファイトマッチで激突。これまで何度もコーディを恐怖のどん底に叩き落してきたレッドミスト(毒霧)が不発に終わり、最後はコーディのクロスローズの前に敗れた。この日の試合出場はなかったが、動画を通してこんなメッセージを残した。
「先週、俺が望むほどおまえ(コーディ)を傷つけることができなかった。ムカつくんだよ。思い通りになりゃしねえ。飢えてるんだよ。コーディ、気をつけろ。俺とお前の物語は、俺がいいって言うまで終わらせやしねえ。だが、この飢えは今はロイヤルランブルに向かおう。飢えた真輔は危険な真輔。29人の男たち、そのすべてが頂点を目指す。29人の夢、俺が夢を喰らおう」
中邑はコーディとの抗争が終わっていないことを告げる一方、ロイヤルランブル戦までは一時休戦。コーディを含む出場29選手を全員に対して宣戦布告とも言える言葉を口にしている。昨年10月「FASTLANE」でのセス・ロリンズ戦を皮切りに毒霧を武器に狂気のファイトを繰り返す中邑。ロイヤルランブル戦で中邑の狂気の餌食になるのは誰なのか?
そして今大会では中邑と共に「RAW」に所属する日本人スーパースターの戸澤陽が130kgオーバーの巨漢レスラー・アイバーと一騎打ち。最近はアルファアカデミーの一員としてコミカルなダンスで大会を盛り上げることが多かった戸澤だが、この日はアイバーを相手に勇猛果敢な攻めを見せる。
アイバーがムーンサルトを狙ったところで、戸澤のセコンド=マキシン・デュプリがアイバーの注意をひきつけると、その隙に戸澤がアイバーにハイキック。そのままアイバーをサンセットパワーボムで叩きつけ、戸澤が体重差60kgを跳ね返す3カウントを奪い去った。
誰も予想していなかった戸澤の大勝利だったが、試合後にアイバーのセコンド=バルハラがマキシンを襲撃。アイバーも戸澤にニールキックを突き刺すと怒りのムーンサルトを投下して戸澤を“圧殺”した。
試合に勝利したものの、アイバー&バルハラの暴走でボロボロになった戸澤とマキシン。試合後のバックステージではアルファアカデミーの面々に慰められ、チームメイトのチャド・ゲイブルが次週「RAW」でのアイバー狩りに立ち上がった。