正月明けの定番企画、余ったお餅の活用法。実際に困っているのか街の声を聞いてみると「大慌てで食べる必要はない」「困っていない」という意見が…。
【映像】正月明けに「余ったお餅の活用法」が特集されるワケ
「余ったお餅の活用法」といえば、たとえば余った餅で作るフレンチトースト。さらに、お餅とチーズを包んだボリューム満点ハンバーグなどなど。調べてみるとテレビ番組をはじめ、YouTubeやネット記事などおよそ20件もの余ったお餅活用法特集が見つかった。実際にお餅が余って困っているのか、街の声を聞いてみると「賞味期限が長いものも多い」「そんな大慌てで食べる必要はない」「そもそも、そんなに買いすぎない」「困るってことはまずない」といった意見が集まった。
なぜ余ったお餅企画は毎年繰り返されるのか。ABEMA的放送作家・相川真紀は「企画会議でこの時期になると、余った餅の活用法というネタは鉄板で通る。本当になんでかわからないんですけど、男性ディレクターやプロデューサーにすごいウケがいい」と解説した。
ほかにも街で「掃除のやり方」といった企画を参考にするか尋ねると、ある女性は「見たときは『へー』って思うけど、結局やらない」と回答。「おじさんが(VTR)作っているんだろうなと思うとき、たまにあります」という声もあった。
主婦の気持ちを想像して『これは主婦ウケするはず』とおじさんスタッフが思い込みで作っているのか?放送作家の相川は「男性ディレクターに“主婦ウケしそう”と思われるようなネタは結構ある。本当のニーズがあるかどうかはわからないが、実際に会議で鉄板で通りやすいネタはある」と、月ごとの“鉄板ネタ”を紹介した。
内容は、1月「今買うべき東京駅限定の人気土産TOP5」、2月「鬼もビックリ!? 変わり種恵方巻」、3月「今が旬!美味しいシラスの選び方」、4月「新学期!100均プチプラ収納術」、5月「韓流アイドルに学ぶ!劇的!小顔メイク」、6月「ボーナス前!安い肉を美味しい高級肉に変身!」、7月「三日坊主でも続く!-5kg!ながらダイエット」、8月「スイーツからおかずまで!余ったそうめんリメイク術」、9月「シルバーウィーク!元気な高齢者特集」、10月「食欲の秋も安心!着やせコーデ」、11月「小顔に見えるマフラー・ストールの巻き方」、12月は「シメまで美味しい!鍋リメイク術」というものだった。
タレントのでか美ちゃんは「おじさんだからというよりは、私も興味はやっぱりある」と前置きしながらも「ただ、試そうってなったときに、朝とかもメチャメチャ急いでいるから、マフラーはいつもの巻き方でシュッっとやっちゃうし。なんか、お餅も焼いて醤油かければ食えるしみたいな(笑)結局実践するってなったときに、意外とやっていないという感じなのかなと思った」とコメントした。
(『ABEMA的ニュースショー』より)