【WWE】RAW(1月15日・日本時間16日/リトルロック)
元総合格闘家の女子レスラーが「首絞め女王」の異名どおり、相手が一回転しても絶対に腕を離さないまるでワニのような獰猛なチョーク葬に「ガチでキツイ」「怖いなぁ」と驚きの声があがった。
再戦となったシェイナ・ベイズラー&ゾーイ・スタークとティーガン・ノックス&ナタリアの対決。次期女子タッグの挑戦権を巡りバックステージでも舌戦を繰り広げている両チームだが、またしても元格闘家シェイナを擁する無骨なストロングスタイルが売りのコンビが、華やかな女子チームを返り討ちにした。
序盤から、ボディへのパンチや逆水平、ヒザなど、シェイナ&ゾーイのハードヒットにティーガンが捕まるシーンが続く。ティーガン&ナタリアも連携技を狙うが、リング下のゾーイにティーガンが足元をすくわれ退場すると、取り残されたナタリアはシェイナ相手に孤軍奮闘。
ナタリアはリングに戻ろうとするゾーイにエルボーを喰らわせ排除に成功するも、不覚にもバックを取られシェイナの得意技であるスリーパーホールドの体勢へ。ロープに足をかけて逃れようとするが、ガッチリとロックした腕は噛みついたワニの口のように離れない。
再びスリーパーホールドのポジションに戻したシェイナはさらにジリジリ締め上げる。口を開けて苦悶の表情を浮かべるナタリア。一方のシェイナは鬼の形相で「ゔぉぉぉ〜」と野太い声を張り上げながら、さらに締め上げ続けるとナタリアは耐えきれずにタップアウト。
元総合格闘技の経験のあるシェイナは、あのジョシュ・バーネットの愛弟子としても知られる。ここまでねちっこいサブミッション攻撃がWWEのリングで決まるのも珍しく、ニックネームの「首締め女王」に相応しい殺意しかないシェイナの目のいっちゃってる様子に「これはガチでキツイな」「切り札クラッチ」「シェイナ怖いな」と衝撃を受けていた。(ABEMA/WWE『RAW』)