ABEMAは、「プレミアリーグ 2023-24」にて、ABEMAプレミアリーグ中継などの解説を務める林陵平が選ぶ2023年12月のベストイレブンを発表した。
林は2023年12月のベストイレブンとなる11名の選手と、その中から注目選手を3名セレクト。注目選手1人目は、リヴァプール所属で日本代表キャプテンを務める遠藤航。「これまで先発起用されていたマクアリスターが怪我したこともあるが、12月になりリーグ戦でも好調な活躍をみせた遠藤選手の評価がかなり上がった。」と同ポジションのレギュラーの座を競う選手の離脱もあったが、遠藤選手自身がそのチャンスを掴んだと評価。
続けて「リヴァプールのプレー速度にも慣れてきたこともあり、前線にどんどんパスを配給できチームメイトの信頼を得たことでファン・ダイクなどが遠藤を見つけてパスを預けるようになってきた。」と試合展開が速いプレミアリーグのなかでも、特に攻守の切り替えスピードが早く、ポジションも常に可変する流動的なリヴァプールのスタイルに馴染んできたことに触れた。
現在アジアカップで離脱していることについて「遠藤選手が好調な状況で日本代表に合流できたことはとても良いこと」と本日行われる「イラク代表vs日本代表」の試合に期待を寄せつつ、「(遠藤が)抜けることで他の選手が戻ってくるから多少の環境の変化は否めないかもしれない」と一抹の不安を残すも、現在同ポジションを争うマクアリスターの復帰後のプレーを見て「遠藤選手の重要性が分かった」と語った。
また、トッテナム所属のポロは怪我人が多いクラブのなか、右サイドバックで12月は全試合出場を果たしており「ポステコグルー監督がサイドバックに求めるタスクが多いなかで、しっかり完遂している。サイドバックながらピッチ中央にえぐっていく動きもできることが素晴らしい。今やトッテナムにとって欠かせない選手」と若きスペインDFを評価。
最後に、12月好調だったアストン・ヴィラからFWクドゥスをセレクト。「チームの得意なスタイルでもあるボール奪取からのショートカウンターがはまっており、ルーカス・パケタとの相性が良い」と語った。さらに「最初は怪我で途中出場が多かったが、昨年10月以降からフル出場するようになり、一人でカウンターを完結でき、観ていてワクワクさせられる選手」とさらなる活躍を期待した。
■「ABEMA」 「プレミアリーグ2023-24」 林陵平が選ぶ月間ベストイレブン(12月編)
ソランキ(ボーンマス)
マッギン(アストン・ヴィラ)
ファン・ヒチャン(ウルブス)
クドゥス(ウェストハム)
遠藤航(リヴァプール)
グロス(ブライトン)
A.ロビンソン(フラム)
ブランスウェイト(エヴァ―トン)
サリバ(アーセナル)
ポロ(トッテナム)
トラッフォード(バーンリー)