【WWE】SMACKDOWN(1月19日・日本時間20日/アトランタ)
アスカ&カイリ・セインの『カブキ・ウォリアーズ』が、WWE女子タッグ王者組カタナ・チャンス&ケイデン・カーターにベルトを“贈呈”。元王者組らしい上から目線の挑戦表明で、次週のタイトル挑戦が決まった。
【映像】“踊る”アスカ、“小悪魔”カイリ、挑発で一触即発の瞬間
“悪女軍団”ダメージCTRL(コントロール)に、アスカとカイリが合流して再結成された伝説の女子タッグチーム=カブキ・ウォリアーズ。年明けからタッグ王座奪取を宣言していたが、今大会でついに実力行使に出た。
この日行われた王者組カタナ&ケイデンVS挑戦者組アルバ・ファイア&アイラ・ドーンの解説席にダメージCTRLのベイリーが座ると、アスカ&カイリ、そしてWWE女子王者イヨ・スカイ、ダコタ・カイがリングサイドを占拠。
試合はカタナ&ケイデンが必殺の合体技=アフターパーティーで王座防衛に成功し、本来ならレフェリーからベルトが渡される流れだが、ベルトを持ってリングに上がったのはカブキ・ウォリアーズだ。アスカ&カイリはニヤニヤと笑いながらベルトを差し出すと、カタナ&ケイデンは不服そうにベルトを奪い取る。
両チームは睨み合いを展開すると、カブキウォリアーズは王者組を小馬鹿にするようなパフォーマンスを見せ、上から目線かつ余裕たっぷりの挑戦表明でリングを降りた。早速、次週「SMACKDOWN」で王者組カタナ&ケイデンVS挑戦者組ASUKA&カイリのWWE女子タッグ王座戦が決定。再始動した名タッグが王座返り咲きに動き出した。
今大会のオープニングでは日本時間1月28日の4大大会『ロイヤルランブル』で4WAYマッチに挑むWWEユニバーサル王者ローマン・レインズと3人の挑戦者=AJスタイルズ&LAナイト&ランディ・オートンによる調印式も行われた。
ニック・オールディスGM立ち合いのもとAJスタイルズ、LAナイト、オートンが順に登場して調印書にサインするが、肝心の王者レインズが調印式をドタキャン。代わりにレインズ率いるブラッドラインの特別顧問ポール・ヘイマンが現れ、契約書を確認していないからレインズはサインできないと難癖をつけると、オールディスGMは「レインズがサインしないならそれで構わない。ここに挑戦者3人分のサインがあるから、空位になった王座をかけて3WAYマッチをやるだけだ」とレインズの王座剥奪も辞さない姿勢を見せる。
そのまま大会は進行し、メインイベントでオートンがブラッドラインのソロ・シコアをRKOで沈めると、リングにAJスタイルズとLAナイトも上がり、挑戦者3人が視殺戦を展開。ここでもオートンがAJスタイルズとLAナイトにRKOを叩き込み、格の違いを見せつける。
すると今度はレインズが乱入し、オートンをスーパーマンパンチでノックアウト。リングサイドのオールディスGMから調印書を受け取ると、挑戦者3人が大の字になっているリング上で調印書にサインにし、リング下へ放り投げた。
さらにレインズは背後からオートンに襲い掛かろうとするが、オートンがRKOで迎撃。結果的にオートンが王者レインズと挑戦者AJスタイルズ&LAナイトを必殺のRKOで粉砕する形となり、4WAYマッチに向けた前哨戦はオートンの一人勝ちに終わった。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)