【WWE】SMACKDOWN(1月19日・日本時間20日/アトランタ)
骨折したレスラーの腕を鉄柱攻撃で襲撃。タイトル戦を前に姑息でお馴染みの迷惑系ユーチューバー兼プロボクサー王者が、またしてもセコい手口でリベンジを決行した。
日本時間28日に控えたWWEの4大大会『ロイヤル・ランブル』を前に、US王者のローガン・ポールと挑戦者のケビン・オーエンズが再びリング上の舌戦から乱闘でひと悶着を起こした。
ローガンがしきりに気にしているのが、負傷以降オーエンズの必殺技として物議を醸しているギプスで固定された拳。US王者挑戦権トーナメントで何度も「ギプス・パンチ」が彼のピンチを救って来た。数週間前のバンクーバー大会では、侮辱コメントを連発するローガンにオーエンズが鉄拳制裁を発動しノックアウト。ファンから笑いものになったばかりだ。
ローガンは殴られた腹いせに「リングで決着」ではなく、「弁護士と相談して場合によって法的措置を…」とプロレスラーとは思えない姑息な方法でオーエンズに揺さぶりをかけて対抗。これにオーエンズが「じゃあこのギプスを今、外してやるよ」と手に触れた瞬間、ローガンがパンチで奇襲攻撃。加えてオーエンズの治療中の右腕を鉄柱に打ち付け「俺がチャンピオンだ!」とベルトを掲げた。
またしても卑怯な手段でアドバンテージを得たローガンにハメられオーエンズが苦悶の表情。完治していない腕を再び攻撃され、来週に控えたタイトルマッチにも暗雲が垂れ込める結果となってしまった。
メリケンサック着用のパンチでタイトル奪取などローガンのセコさは今に始まったわけではないが、ファンからは「最高に嫌味だな」「本当にいいヒールだ」「顔芸も上手いなぁ」とヒールぶりを認めるような発言もちらほら。
会場も大ブーイングだったが、ローガンファンと思しきキッズがプラカードを掲げるなど、ダークヒーローとしても認知され始めている。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)




