【プレミアリーグ】アーセナル5-0クリスタルパレス(日本時間1月20日/エミレーツ・スタジアム)
アーセナルの守備を支える男がストライカーへと変貌した。ヘディングから先制ゴールを挙げたブラジル代表DFガブリエウが、再び頭でネットを揺らす。味方選手のファウルスレスレの神ブロックを起点に、大外から走り込んで合わせた完璧な一撃にファンも大興奮だ。
10分に左CKから先制ゴールを決めていたガブリエウ。追加点を狙うアーセナルのターゲットは、勢いに乗るこの男しかいなかった。
1ー0で迎えた36分、右CKのキッカーを務めたサカのボールは、インスイングでファーサイドへ。最初はゴール前中央に位置していたガブリエウだが、ボールの軌道に合わせる形で外側へ回り込む。カーブのかかったボールはちょうど左ゴールポストの位置へ落ちると、マークについていた相手DFを振り切り、最高のタイミングで捨て身の突進に成功。ヘディングで合わせて、自らの体ごとゴールへ叩き込んで見せた。
最後のヘディングシュートがGKに当たってネットを揺らしたため、記録はオウンゴールとなってしまったが、ほぼ2得点の活躍にはファンも「ガブリエウが止まらないw」「マガリャンどうした?本当に凄いぞww」と大興奮の様子だった。
また、このゴールが生まれた大きな要因となったのはホワイトのブロックだろう。相手GKの動きをホワイトがギリギリファウルにならない絶妙な立ち位置で妨害し、GKはボールに触れることができなかった。GKの進路妨害はファウルになることもあるが、相手DFにマークされながら絶妙な塩梅で守備の邪魔をして見せた。この秀逸なプレーに「ホワイトのちょっかい係が効いてる(笑)」「ホワイトがまたいやらしい!」など、ファウルを気にする声もあったが、ホワイトの影のお膳立てにもファンは称賛を送った。
(ABEMA/プレミアリーグ)