【ブンデスリーガ】フライブルク 3-2 ホッフェンハイム(日本時間1月20日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
堂安律の同僚が見事な一撃を決めた。高い位置からのショートカウンターでパスを受けたフライブルクのMFヴィンチェンツォ・グリフォは、見事な”神ターン”からゴールを記録。圧巻の個人技でゴールをこじ開けたゴラッソに、ファンも「えぐっ!」「上手い」と大興奮の様子だった。
フライブルクが1-0のリードで迎えた55分、FWミハエル・グレゴリチュが前線の高い位置からプレッシャーをかけてボールを奪うことに成功した。そこからのショートカウンターで左サイドから中央に走り込んだヴィンチェンツォ・グリフォにパスが通ると、ホッフェンハイムの守備陣もシュートを打たせまいとコースを防いだ。
しかし、狭い局面を個で打開できるのが、フライブルクのエースの実力だ。巧みなターンで逆を突くと、振り向きざまに左足を一閃。完璧なコースにシュートを流し込み、チームに追加点をもたらした。
ABEMAで解説を務めた元日本代表DFの安田理大氏は、このゴールを「右足で打つそぶりをしたので相手のカバーも右側にいってますが、よく左足に持ち変えて打ちましたね」と称賛。さらに視聴者も「えぐっ!」、「さすが」、「上手い」、「うめえ」、「自分で打ったの偉い」、「今日1アシスト1ゴール」と、ロベルト・バッジョに憧れるイタリアのファンタジスタの技術と創造性の高さに感嘆した様子だった。
この試合でグリフォは、37分にも正確な右足クロスでFWルーカス・ヘーラーの先制点をアシストしており、この追加点と合わせると両足でゴールに関与したことになる。堂安がアジアカップ参戦で不在の中、決定的な働きでフライブルクに勝利をもたらした。
(ABEMA/ブンデスリーガ)