【WWE】SMACKDOWN（1月19日・日本時間20日／アトランタ）
次週のタイトルマッチに向け世界最高峰のトップレスラーが勢揃い。通算20回チャンピオンが全てのライバルへ次々と大技を決める「新春RKO祭り」に場内は熱狂の渦に包まれた。
1月27日（日本時間28日）に開催されるWWEの4大大会『ロイヤル・ランブル』で、ローマン・レインズの持つ統一WWEユニバーサル王座を巡り、LAナイト、ランディ・オートン、AJスタイルズが挑戦する「フェイタル4WAY戦」が決定。前哨戦としてオートンと、レインズ率いる“ブラッドライン”の切り込み隊長、ソロ・シコアがシングルマッチで対戦した。
レインズをアシストするため、オートンを痛めつけたいシコアは序盤からハードヒット、場外でのラフファイトを仕掛けた。一方オートンもアナウンステーブルへのバックドロップに、エレベイテッドDDTと畳み掛ける。場外では、試合に介入しようとしたジミー・ウーソに、LAナイト＆AJスタイルズが乱闘を繰り広げ阻止する。
2人の援護射撃で波に乗ったオートンは、背後から近づいたシコアにRKOを放ちあっさりカウントスリーを奪い勝利。
先週は3人で夢のタッグ結成＆合体パワーボムも飛び出し、瞬間的に“団結”したかに見えたLAナイト、AJ、オートンの3人だが、来週は4WAY戦で敵同士になることが決まっている。
まず、LAナイトがAJにパンチを放つと、オートンがLAナイトの背後を襲いRKOを一閃。さらにフラフラ状態のAJにもRKOを決めた。もはやバーゲンセールのように次々と放つ「RKO乱発祭」に、ファンも「冬のRKO祭り」「素晴らしい」「お客さん大満足」と大興奮。
しかし、リング上には“真打ち”の王者レインズが登場。オートンにスーパーマン・パンチをかまし、ここ数週間難色を示してきた4WAY戦に応じ、ついにサインをした。
レインズは防衛戦を有利に進めるために、ターゲットをオートンに絞りトドメの一発を狙うが、オートンがカウンターで電光石火のRKOを炸裂。解説席の元WWEスーパースターフナキ氏も「ランディがガッチリRKO！三者に決めました。前哨戦はRKO独り占め！スーパーマンパンチが来た時はどうなるかと思ったんですが、仕返しにカウンターでRKO！」と熱のこもったコメントで興奮気味。
終わってみれば、シコアも含め4発のRKOが乱れ飛ぶ“オートン無双”。『ロイヤル・ランブル』での直接対決に向け幸先の良い勝利となった。
（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
