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【映像】“馬愛”にあふれる男性とその家族
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「家族なので。可愛さしかないですよ」「嫁と子どもよりも付き合い長いです」

 馬と暮らす一家は、一体どのような生活をしているのか。ニュース番組『ABEMA Morning』は、馬に並々ならぬ愛情を注ぐ男性と、その家族を取材した。

【映像】“馬愛”にあふれる男性とその家族

 千葉県富里市にある牧場の一角で、ポニーの8歳のエピちゃんと13歳のクロエちゃん親子を飼っている、我妻登鷹さん(39)。自宅のある横浜市から週4日は足を運び、エピちゃんたちの世話をしているという。

登鷹さん:子どものころから、もう取りつかれたように馬が好きなので。30歳になって独身だったら馬を飼うと、20歳くらいから決めていた。30歳になっても独身だったので飼うという、もう流れですよね。

 とにかく“馬が大好き” だという登鷹さん。独身の時から馬一色の生活で、エピちゃんたちとの暮らしを楽しんでいたそうだ。

登鷹さん:本当は、僕も布団を敷いて一緒に寝たいぐらいです(笑)。

 一方、登鷹さんと出会うまでは、馬に縁がなかったという妻・菜緒美さん(33)。はじめは登鷹さんの“馬愛”に驚いたそうだ。

菜緒美さん:衝撃でしたね(笑) 最初は非日常だったので楽しかったのですが、ちょっと馬愛がすごすぎて…。正直ドン引きレベルです。

登鷹さん:多分みなさんが思っている以上にこの子への愛がすごい。愛しかない。

 登鷹さんは、早い時は朝4時半には起きて、横浜市から富里市まで車を走らせるという。

登鷹さん:本当は週7で来たいんです。でも、稼げなくなるとこの子を養えなくなっちゃうので(笑)。仕事もしないといけない。

 酒もギャンブルもせず、稼ぎは馬に捧げていると話す登鷹さん。実は、横浜市で127年続く老舗呉服店「いわきや」の5代目だという。

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登鷹さん:「馬と着物を結ぶ活動家」というものを名乗っています。着物の生地を使って、織物を競走馬の写真で織ったり、馬柄の着物などを作って販売・レンタルもしている。

 「いわきや」では、登鷹さんの発案で馬に関連した商品を扱うようになり、いまではヨーロッパで展示会を行うなど、海外への展開も進めている。

 いわきやの女将でもある母親・あけみさんは、登鷹さんの馬愛について次のように語る。

あけみさん:3歳ぐらいの時によく「屋上で馬を飼う」と言っていた(笑) まさかここまで来るとは思ってなかった。いまなかなか着物も厳しい時代なので、西織の可能性を世界に広げていくということで、いい方向ではないかと思っております。

登鷹さん:好きなことに情熱を傾けると、人間って動くんですよね。昔は正直継ぎたくなかったです。いまは楽しくやっているので。

 エピちゃんたちと暮らすようになってから、たくさんの人たちとの出会いがあったという登鷹さん。今では、エピちゃんたちと一緒に子どもたちとのふれあいイベントに参加するなど、活動の輪を広げている。そしてこの日も、牧場には馬を通じて知り合った仲間たちが集まっていた。

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尾野麻紀さん:ビックリするぐらいエピちゃんたちのことを愛しているのが、日々にじみ出ている。

日本ホースボール協会代表理事・西島隆史さん:(登鷹さんとエピちゃんたちは)ほんとうに素晴らしい関係かなと思います。

 生まれ変わったら馬になりたいと話す登鷹さん。エピちゃんたちとの生活は、“人との繋がり”も与えてくれたようだ。

登鷹さん:エピと出会ってから人生が変わったわけじゃないけど、馬を通していろいろな人とご縁をいただいてるので、ぼくはエピに感謝しています。

(『ABEMA Morning』より)

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