ABEMAのオリジナル恋愛番組『LOVE CATCHER Japan(ラブキャッチャージャパン)』が最終回を迎えた。同番組は、真実の愛を求める『ラブキャッチャー』と賞金500万円を狙う『マネーキャッチャー』のいずれかを選択をした男女10人が、正体を隠した状態で恋愛ゲームに参加する恋愛番組。互いの真実を見極める心理戦に挑みながら、マレーシアでの8日間の共同生活を送った10人。最終日、全員の正体が明らかになり、その結果、1組のカップルが誕生した。波乱に満ちた8日間の生活の末、真実の愛をゲットしたのは、はつねとりょう。過酷な8日間を終え幸せいっぱいの2人に、お互いに惹かれた理由、カップルになった喜びを直撃した。
「短い恋愛をして、その気持ちを置いて帰ろうと思っていた」はつねのマネーキャッチャーとしてのスタンス
――カップル成立おめでとうございます。まずは、お互いを意識したタイミングとその理由を教えてください。
りょう:2日目の朝、はつねちゃんが男子部屋に来てボクを呼び出してくれて、2人で話をしたのが初めて意識したタイミングでした。はつねちゃんは30歳で、僕は男子の中では最年少だったので、最初は年の差を感じるかなと思っていました。でも、ちゃんと話してみたらとても話しやすくてもっと知りたいなと思うきっかけになりました。
はつね:朝呼び出したのは、初日の夜ご飯のときにりょう君が私の仕事について聞いてくれて、そのときの雰囲気や話しかたに好感を持ったからです。感じのいい人だなぁと思って、もっと話してみたくて。話してみたらお互いに共通点が多いことも発覚してどんどん惹かれていきました。
――年の差のお話がありましたが、はつねさんは全く気になりませんでしたか。
はつね:私自身、もともと自分の年齢についてまったく気にしていなくて、りょう君から言われて、「そういえばそうだった」と気づきました。というか、りょう君は大人っぽくて落ち着きがあるので年下という感じがしないんです。
――好きだなという気持ちに確信を持ったのはいつごろでしたか。
はつね: 6日目に、私がリビングで怒って話しているときです。こんなに感情をあらわにできるのは、りょう君のことを真剣に思っているからだとそのとき気づきました。
りょう:僕が確信を持ったのは、夕食のときにお互いの正体が画面に映し出されたときです。はつねちゃんが「マネー」と出たとき、悲しいというよりも、ラブに変えてもらいたいという思いになりました。最後まではつねちゃんと向き合いたいという気持ちを再確認しました。
――はつねさんはりょうさんがラブだとわかった瞬間に号泣されていましたよね。
はつね:私に対して真っすぐ向き合ってくれていたとわかったら、いろんなことがフラッシュバックしてきて、感情が溢れてしまいました。私はマネーとラブを変えられるとわかった時点で絶対に変えようと思っていました。できれば、マネーだったということは知られたくなかったというのもありました。
――はつねさんはもともとマネーキャッチャーで、ラブキャッチャーに変えなければ500万円を手にしていた可能性が高いです。500万円はチラつきませんでしたか。
はつね:そもそも500万円が絶対に欲しいというわけではなくて、恋愛に対しての優先順位も低かったんです。今回は、せっかくの機会なので短い恋愛をして、その気持ちはマレーシアに置いて帰ろうと思っていました。でもりょう君と出会って気持ちが変わりました。500万円に対しての執着心もなかったので、迷いなく変えることができました。
――お互いに最後にカップル成立になったときはどんなお気持ちでしたか。
りょう:最後にはつねちゃんが「私のことを信じてください」と言ってくれたので、99%変えてくれるってわかっていたのですが、やっぱり実際にラブという文字を見たら、ホッとしました。はつねちゃんにしっかりアプローチしていてよかったなと思いました。
はつね:「信じて」という言葉を8日間は使うことができなくて、「信じたいと思ったら信じてくれればいい」という言葉でしか伝えられませんでした。最後にやっと、「信じて」ということができてすっきりしました。
――ほかのマネーのメンバーは「信じてほしい」とよく使っていたような気がします(笑)。
りょう:みんな言っていたよね(笑)。だまし合い感が俺らにはなかったかもしれないね。
はつね:私たちは特殊だったかもしれないね。
――帰国して時間が経ちましたが、いま改めてお互いの好きなところを教えてください。
はつね:りょうくんはひたすら優しいです。正体がわかったときもすぐに近くに来てくれたり、サップのときに私が「水が怖い」という話をしていたら、落とさないように気を付けてくれたり。愛情を持って人に接していることが伝わりました。人のことをちゃんと見てないとできないことをさらっとできるところが、りょう君のステキなところです。
りょう:はつねちゃんは考え方がしっかりしていて大人で、自分の持っていないところがあって、旅の時からリスペクトをしていました。でも、クールなお姉さんというだけじゃなくて、可愛らしい、感情的になるところも魅力だと思っています。
はつね:照れちゃいますね。
今後したいのはキャンプデート りょう「行きたい場所をはつねちゃんが送ってくれたので、あったかくなったら…」
――カップルになってから、2人きりでのマレーシア旅行が番組からプレゼントされましたが、いかがでしたか。
はつね:ルールもしがらみもなく2人で旅行を楽しめたのがとても楽しかったです。マレーシアのステキな場所を見て、8日間のことを一緒に振り返りながら過ごしたのはとてもうれしかったです。
りょう:バトゥ洞窟という観光スポットに行ったのが印象に残っています。虹色の階段を上り切ると大きな洞窟が中にあって、そこからの景色が凄く良くて。手をつないで階段を上ったんだよね。
はつね:ね。272段もある長い階段でした(笑)。しかもかなり勾配(こうばい)があって…。手をつないで登るというのがカップルチャレンジだったんですけど、かなり大変でした。でも、上まで登りきるという目標を達成できたのはうれしかったです。
――これから2人でしてみたいデートはありますか。
はつね:キャンプに行きたいです。
りょう:僕はキャンプグッズが全部そろっているくらい好きで。マレーシアにいるときに、はつねちゃんも好きだということが判明して。その共通点でも距離がぐっと縮まりました。行きたい場所をはつねちゃんが送ってくれたので、あったかくなったら行きたいね。春は気持ちいいですよ、虫もいないし。
――放送に乗っていない分部でも二人の共通点が判明していたんですね。
はつね:好きなものが似ているというのはけっこうありました。
りょう:服が好きというのも一緒だし。お酒も2人とも好きだよね。
はつね:美術館に行ったりとか、芸術を見るのも好きだったりします。
――これからいろんなデートが楽しみですね!マレーシア旅行の配信も楽しみにしています!
取材・文:氏家裕子
写真:mayuko yamaguchi
『LOVE CATCHER Japan』は2月2日(金)23時59分までABEMAにて全話無料で見逃し配信中。