【WWE】RAW(1月22日・日本時間23日/ニューオリンズ)
驚異的な身体能力の女子レスラーが、新崎人生を彷彿させる「拝み渡り」から、場外の敵目掛けてフランケンシュタイナーを敢行。ぶん投げた先には相手チームパートナーが…。命知らずの危険技で敵2人を一掃した“場外フランケン”にファンから驚嘆の声があがった。
キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェルとシェイナ・ベイズラー&ゾーイ・スタークの女子タッグ戦。群雄割拠状態の女子タッグ戦線で共にライバルチームに勝利した両チーム、勝てばタイトル挑戦の筆頭に踊り出る。
リング下には現王者のカタナ・チャンス&ケイデン・カーター組が「お手並み拝見」と試合観戦するなか、キャンディス&インディがリスキーな大技を披露する。
まずインディがゾーイを場外へと排除。エプロンには攻撃を受け中腰のシェイナがいるシチュエーション。トップロープに駆け上がったキャンディスをインディがサポートし、トップロープを綱渡りで真ん中まで運ぶと、キャンディスがフワリと飛んでゾーイの首を両足で挟み込み場外へ目掛けてフランケンシュタイナーを敢行。リング下のシェイナを巻き込んで2人まとめて吹っ飛ばして見せた。
ファンも即座に「結構ヤバい技を使う」「久しぶりに綱渡り」「拝み渡りやるのか」と思わず声をあげる快心の“一撃で2度おいしい”攻撃。
その後もキャンディスはシェイナの背中に乗ったまま、ゾーイにコードブレイカー、下のシェイナに変形のセントーンを決めて2人同時にダメージを与えるなど、次々とあっと驚く技を披露してみせた。
この試合で孤軍奮闘が目立ったキャンディスだが、試合後半に「首締め女王」ことシェイナのスリーパーでスタミナを削られると、最後はゾーイのフィニッシャー「Z-360」を貰い敗戦。ここのところ勝利を重ね好調だったキャンディス&インディ組だが、あと一歩でタイトル挑戦へ手が届きそうだった女子タッグ戦線からは一歩後退となった。(ABEMA/WWE『RAW』)