【WWE】SMACKDOWN（1月26日・日本時間27日／マイアミ）
日本人女子レスラーのアスカ＆カイリ・セインの『カブキ・ウォリアーズ』がカタナ･チャンス＆ケイデン･カーターと対戦。王者組のお株を奪う合体技で勝利し、WWE女子タッグ王座を獲得。これによりWWE女子王座を保持するイヨ・スカイと合わせて、日本人3人がWWEの女子2大王座を制覇した。
前週、カタナ＆ケイデンが持つWWE女子タッグ王座に挑戦表明し、早速今大会での王座挑戦が決まったカブキ・ウォリアーズ。主戦場にしている『SMACKDOWN』だけでなく『RAW』にも乱入してカタナ＆ケイデンを襲撃するなど、“悪女軍団”ダメージCTRLらしい暴挙で先手を打った。
試合は王者組のカタナ＆ケイデンがアスカに照準を絞ってペースを握る。一時カタナが孤立させられる場面があったものの、カタナがASUKA＆カイリの攻撃を誤爆させて場外に落とすと、ケイデンが場外のアスカ＆カイリにボディアタックで飛び込み、2人をなでぎりにする。リングに戻るとケイデンがアスカにフロントキック、レッグドロップで畳みかけた。
カブキ・ウォリアーズもこのピンチを巧みなコンビネーションで脱出。王者組がアスカに必殺の合体技“アフターパーティ”を狙うとカイリが救出。カタナを場外に連れ出し、アラバマスラムで実況テーブルに叩きつけて戦闘不能に追い込んだ。
リング上でケイデンの一騎打ちになったアスカは、ローリングソバットとハイキックを突き刺す。最後はアスカのネックブリーカー＆カイリのインセインエルボーという王者組のお株を奪う合体技を決めて、カブキ・ウォリアーズがWWE女子タッグ王座を奪取した。
これによりWWEの女子2大王座を日本人3人が制覇。タッグ王座のベルトを手にしたアスカとカイリがリング下でダメージCTRLの面々と抱擁をかわし、WWE女子王者イヨ・スカイと並んでベルトを掲げると、ド派手な花火が打ちあがった。
ダメージCTRLが掲げるWWE女子部門の完全制圧まで、残すはリア・リプリーが保持するWWE女子世界王座のみ。日本時間28日の4大大会『ROYAL RUMBLE』ではダメージCTRLのリーダー＝ベイリーがリプリーへの挑戦権をかけてロイヤルランブル戦に挑む。
また、メインイベントのLAナイトVSソロ・シコアでは、『ROYAL RUMBLE』でWWEユニバーサル王者のローマン・レインズと4WAYマッチで対戦する3人の挑戦者＝AJスタイルズ＆LAナイト＆ランディ・オートンが大乱闘。LAナイトとシコアが場外乱闘を繰り広げるなか、突如AJスタイルズが客席から現れてフェノメナル・フォアアームでLAナイトに飛び込んだ。
すると、今度はランディ・オートンが登場し、AJスタイルズにエレベイテッドDDTとRKOを決めて勝ち誇る。このままオートンの一人勝ちで終わるかに思われたが、ダメージから回復したLAナイトがオートンにBFTをグサリ。明日の決戦に向けて最後の最後まで熾烈なライバル争いが続いた。
（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
