【WWE】ROYALRUMBLE(1月27日・日本時間28日/セント・ピーターズバーグ)
WWEが誇る重量級選手を軽々とぶん投げ、移籍直後の女子レスラーが衝撃デビュー。120キロを軽々とリング下へ排除した“規格外のパワー”に選手も思わず“口あんぐり”で呆然とするひと幕があった。
4大大会『ロイヤルランブル』で行われた女子ランブル戦に、WWE初登場となるジェイド・カーギルがサプライズ登場。ナイア・ジャックスをリフトでぶん投げる衝撃のデビューを飾った。
リング上では120キロ級の重量級、ナイアがシェイナ・ベイズラー、ミチン、ショッツィなどを有力選手を次々と場外に落としもはや無双状態。そんななかバトルロイヤル、30人中“28番目の選手”として登場したカーギル。178cmの長身に加え筋骨隆々の肉体にファンも「ムッキムキやな」「ついに来たか!」と大興奮。
リングインする前から早くもターゲットを決めたのかナイアを見ながらニヤリと腕組みしたカーギル。目を付けられたナイアも「ヤバいのが来たわね。やってやるわ」といった表情で苦笑いを浮かべる。
実況の清野茂樹アナウンサーが「ジャングルでトラとライオンが出会ってしまった感じ」と表現するとおり、リング中央でいきなり殴り合いを開始した両者。まずはナイアをファイヤーマンズキャリーで担ぎ上げるが、軽々と120キロ女子をリフトして前に落とすと、ビックブーツ、そして軽々とボディスラムで持ち上げてリング下へとエリミネイト。
ファーストコンタクトの攻防で大本命を脱落させたカーギルに「まじかー」「パワーあるな」「普通に持ち上げてて草」「筋肉は正義」と衝撃の声多数寄せられた。落とされたナイアも「信じられないわ」と呆然。
それ以上に“ビックリ”で口あんぐりだったのは、ナイアの最大ライバルでもあるベッキー・リンチ。その後我に返って笑顔を見せると、ナイアは怒りを露わにした。
この日、カーギルは1時間以上生き残ったナオミと本命の1人ベッキーを同時にエリミネイトするなど活躍。最後の3人まで残ったが、リブ・モーガンとベイリーとの攻防で突き落とされて失格、女子ランブル戦は“ダメージCTRL”のリーダーベイリーが制した。
昨年AEWから電撃移籍したカーギル。圧倒的な存在感にファンの間でも「『レッスルマニア』で世界王座挑戦もありえそう…」など、早くも圧倒的な“ひとり勝ち”の女子世界王者リア・リプリーの対抗馬として期待の声があがっている。
(ABEMA/WWE『ROYALRUMBLE』)