かまいたち山内がたった一つのアイテムだけで10分間ボケ続ける過酷なモノボケチャレンジに挑戦。まさかの芸で観客全員から笑いを取り一攫千金の夢を叶えた。
2月9日(金)、お笑いコンビ・かまいたちがMCを務めるABEMAオリジナルドキュメントバラエティ『かまいたちの笑賭け(わらいがけ)』#6が放送。芸人たちがカジノで一世一代の大博打に出るため、1000人の観客の前で笑いを取り軍資金を稼ぐステージに挑んだ。
最終お題は「モノボケ1対1000」。挑戦者は1つのアイテムを選び10分間モノボケをし続ける。強制的に所持金は全額BETされ、成功なら3倍、失敗なら半額に。ここまで笑いで稼いだ金は紆余曲折あり225万7000円。山内は「責任重大やんけ」と葛藤しつつ、自らチャレンジャーに立候補した。山内は「ここで3倍達成したろか」と勝負師の目つきに。濱家は「目、バキバキや」と相方の肩をトントン叩いてステージへと送り出した。
山内が目をつけたのは、杵・臼・台車が3つ揃った「モチつき道具セット」。山内は「一撃で決めるわ」と目を血走らせた。
まず山内は魔女のほうきのように杵にまたがり「モチの宅急便」と言って小笑いを誘発。続いて臼に座って「モチを持ってこいやー!」とドスを効かせた。杵を受話器のように耳に当てて「はいはいこれで何がわかるんですか?」、臼を横にして上に乗り「バランス臼」、台車に乗って臼に突撃するなど体を張りまくった。
濱家は「いいよ。目がキマってきてる。もう限界超えてる」と相方がゾーンに入った瞬間を察した。
長丁場ゆえ、観客の集中も途切れそうになるこのお題。山内は「フーッ」と一息ついて緩急をつけた。
山内は覚悟を決めて臼を転がし、なんとその上に立った。そして玉乗りならぬ“臼乗り”。ステージの上をするすると臼に乗って進んでいった。抜群の運動神経とバランス感覚が織りなした奇跡。濱家は「わからん(笑)」と目を丸くし、山内本人も「俺こんなんできたん?」と驚いた。