【プレミアリーグ】アストン・ヴィラ 1-3 ニューカッスル(日本時間1月31日/ヴィラ・パーク)
スタジアムに乾いた衝突音が響いた……。全力のスライディングブロックを見せるも、そのままポストに激突して股間や足を打ちつける。さらに足先にボールが絡まってしまい、ボールを書き出せずにオウンゴールになる二重の悲しみにファンも同情した。
難攻不落のヴィラ・パークがついに陥落した。アストン・ヴィラが本拠地でのプレミアリーグ17試合無敗で迎えた第22節のニューカッスル戦は、前半から2つのゴールを許す苦しい展開となった。
迎えた52分、ボールロストからカウンターを食らってピンチを迎える。これ以上の失点は避けたい場面で、スペイン人DFのアレックス・モレノが決死のプレーを見せた。
ニューカッスルのFWジェイコブ・マーフィーがクロスボールに合わせてシュートを放つと、これに合わせてモレノがスライディング。上手くボールの勢いを殺すことに成功するが、自身の勢いを抑えられずそのままポストに激突して股間や足を打ちつける。「ガシャン」と乾いた音が響き渡った。
さらに最悪なことに、なんとか勢いを殺したと思っていたボールは、モレノの足に絡まってしまいそのままゴールネットを揺らすオウンゴールに。勝負を決定づける3失点目となってしまう。モレノは悶絶してしばらく動けなかった。
ABEMA解説を務めた元日本代表FWのハーフナー・マイク氏が「モレノは大丈夫ですかね?激しくぶつかってました…痛そうですね…」と心配したこのプレーには、海外ファンもSNSで反応。「痛すぎるだろう…」「これは痛いよ」「モレノのオウンゴールは同情するよ」「モレノは不運だった。クリアしようとして叩き込んでしまった」など同情の声が多く寄せられた。
しばらく痛んでいたモレノは、なんとか立ち上がると試合終了までプレーを続行。アストン・ヴィラは71分にFWオリー・ワトキンスが5試合ぶりのゴールを決めるも反撃はここまでで、難攻不落だったヴィラ・パークで18試合ぶりの黒星を喫した。
(ABEMA/プレミアリーグ)