【プレミアリーグ】リヴァプール4-1チェルシー(日本時間2月1日/アンフィールド)
【映像】強引にドリブル突破→DF2人を吹っ飛ばす瞬間
相手ディフェンスの間に突っ込んでいく姿は”重戦車”のようだった。ボックス手前でパスを受けたリヴァプールFWジョタは、チェルシーの両CBの間をダブルタッチで通過。強引な突破でゴール前へと侵入すると、最後は豪快ショットを突き刺して、首位を走るホームチームに待望の先制点をもたらした。
スコアレスで迎えた23分、リヴァプールの右SBコナー・ブラッドリーがチェルシー左SBベン・チルウェルからボールを奪うと、一気にカウンターがスタートする。
20歳の北アイルランド代表DFはそのままボールを運び、抜群のタイミングでボックス手前のディオゴ・ジョタに正確なパスを通した。絶好の位置でボールを受けたジョタは、目の前にいるチェルシーの両CBに向かって真っ正面から突っ込む驚きのプレーを選択する。
ポルトガル代表FWはチアゴ・シウヴァとブノワ・バディアシルの間をダブルタッチで強引に通過すると、最後は豪快にシュート。個人技で相手ディフェンスを粉砕し、リヴァプールが先制に成功した。
このゴラッソにABEMA視聴者は「ビースト」「決定率お化け」「ジョタがエースよ」「ジョタ復帰してから無双」「うますぎわろた」「トリプルタッチじゃね?」と反応。完全復活のポルトガル代表FWのゴラッソに大興奮の様子だった。
ABEMAで解説を務めたLeo the football氏は「外を使いそうなところから、あえて中をいった感じですね」と、ジョタの中央突破はチェルシーの裏を突くプレーだったと分析。加えて「ジョタがボールを受けられたのは、ヌニェスが裏に抜け出したからですね」と、リヴァプールの9番のオフ・ザ・ボールの動きも合わせて称賛していた。
この場面で相手守備陣を1人で粉砕したジョタだが、チェルシー戦はあまり得意としておらず、最後にゴールを決めたのは2018年12月のウルブス時代の初対戦まで遡る。それから10試合連続でノーゴールに終わっていたが、エースのモハメド・サラーが怪我で離脱をしている期間に彼の穴を埋めるべく貴重なゴールを決めてみせた。
(ABEMA/プレミアリーグ)