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【映像】貴重!?藤井竜王・名人の“小ボケ”シーン(1分40秒頃~)

 師匠を前にした時だけ見られる“ブラック”な一面が、この日も炸裂した。日本全国を8つのブロックに分けた団体戦で行われる「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治」で、チーム中部の出場登録棋士に選ばれた藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が名古屋市内での「地域会」パート2に参加した。チーム監督は師匠の杉本昌隆八段(55)とあり、八冠王はいつも以上にリラックスモードに!?いつも柔和な表情の藤井竜王・名人が師匠にだけ見せる“塩対応”っぷりに、ファンも大爆笑の様子だった。

【映像】貴重!?藤井竜王・名人の“小ボケ”シーン(1分40秒頃~)

 名古屋市出身・在住の杉本監督がチーム中部の出場登録棋士に選んだのは愛弟子で愛知県瀬戸市出身の藤井竜王・名人、愛知県一宮市生まれの豊島将之九段(33)、静岡県出身の八代弥七段(29)、富山県富山市出身の服部慎一郎六段(24)。現在の将棋界をけん引する名実ともにトップクラスが名を連ねたとあり、その活躍に大きな期待が寄せられている。

 この日、杉本監督と藤井竜王・名人が「地域会」パート2の場として選んだのは名古屋市。新棋戦の更なるPRと自軍への応援を得るため、まずは名古屋市役所本庁舎へと向かった。「我々は今から果たして何をするのでしょうか」との問いかけに、藤井竜王・名人は「パスポートの申請でしょうか?」。まさかのボケに、早くもファンの爆笑をさらっていた。

 目的は河村たかし市長への表敬訪問。数々の大舞台でしびれるような大勝負を経験してきた八冠王も、ここでは緊張を隠せない様子だった。羽織袴姿の河村市長だったが、その歓待ぶりとフレンドリーな応対に表情が緩んだ師弟コンビは、チーム中部への応援を要請。河村市長は藤井竜王・名人との2ショット写真と七冠時代の色紙を指さし「わしゃが死ぬ時にはこれを飾ってちょい」というほどの将棋ファンとあり、杉本監督からの大会ポスター掲示のお願いも「みんなが見えるところに貼っておきますよ!」と快諾していた。

 日本将棋連盟会長でABEMA地域対抗戦の創設者でもある羽生善治九段(53)バージョンのポスターとともに、番組では杉本監督をメインにあしらったチーム中部バージョンも作成。キリリと引き締まった表情の特別ショットは杉本監督も「自分だってわからなかった。だいぶ“修正”してもらって…」というほど。すると、藤井竜王・名人は「師匠がスゴく良く映っているんで(笑)」とあえて強調した塩対応の“ソル太”っぷりをここでも発揮していた。

 師匠を前にした時にだけ見せる“ブラック藤井”の一面に、ファンは爆笑。SNS上には「最高w」「so so lovely」「出た!ソル太」などのコメントが多数上げられていた。

◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合には監督とチームから選ばれた出場登録棋士の4人の計5人が参加可能。試合は5本先取の九番勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。試合は1試合以上出場する「先発棋士」と、チームが3敗してから途中交代できる「控え棋士」に分かれ、勝った棋士は次局にも出場する。先発棋士は1人目から順に3人目まで出場し、また1人目に戻る。途中交代し試合を離れた棋士の再出場は不可。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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