【プレミアリーグ】トッテナム3-2ブレントフォード(日本時間2月1日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
立て続けの挑発に我慢の限界だったようだ。相手選手との接触で転倒したトッテナムFWクルセフスキのもとに忍び寄ったのは、試合を通して挑発行為を続けていたブレントフォードFWモペイ。予想通り挑発行為を行うと、押して押されての乱闘騒ぎとなってしまった。
問題のシーンはトッテナムが0-1と追いかける展開で迎えた42分に発生した。
デヤン・クルセフスキが背後からブレントフォードの選手を倒すと、主審はファウルの判定。何でもないプレーだったが、そこに近づいてきた1人の男の影響で大騒ぎとなってしまう。
その問題児がブレントフォードFWニール・モペイである。キックオフ直後からトッテナムの選手へ挑発を続けていたフランス人FWは、意味もなくクルセフスキを押し退ける。すると、度重なる挑発行為に我慢の限界だったスウェーデン代表FWはついにキレて押し返して倒してしまい、一触即発の事態となってしまった。
一連の流れをしっかりと把握していた主審はクルセフスキには注意をし、挑発行為をしたモペイにはイエローカードを提示した。
この煽り騒動に対しSNS上では「凄まじいスピードで揉めとるさすがモペイ」「安定のモペイ」「モペイの小物感すごい」「モペイwwww」と、フランス人FWの素行の悪さに不満を抱く者や、エンタメとして楽しんでる人が見受けられた。
ABEMAで実況を務めた小林惇希氏が「今日はモペイがいろんな選手を挑発しています」と説明するように、終始挑発行為を続けていた。それは試合後も収まらず、モペイがこの試合で先制点を決めた直後にゴールパフォーマンスを真似したジェームズ・マディソンを再度煽っている。
ただ、彼の煽り行為には弱点があり、相手の火をつけてしまう傾向にある。この試合でも逆転負けを喫した。好き勝手に相手を挑発するのではなく、まずは自分のプレーに集中して欲しいものだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)