徳島県観光政策課の職員が特産の藍染めPRのためにラブドールを購入。県監査委員は「不適切な支出」として、職員に損害請求を勧告した。
 
【映像】表情がリアル…42万円で購入されたラブドール
 同課によると、40代の男性職員の発案で、大阪市内のショールームまで公用車で行きラブドールを購入。ラブドール代が約39万円、レンタル代が約3万円と総額42万4440円で購入したものだった。
 
 職員は使用した理由について「リアルさを研究したかった」「男性への効果的な藍製品のPR方法を検討していた際インターネットで見つけ着想を得た」としている。
 
 1月23日、県の監査委員会は「著しく妥当性に欠く、不適切な支出だった」として、40代職員にかかった費用42万4440円の損害請求を勧告した。同課は取材に対し「子供や女性も多く利用する空港で使用することは配慮を欠き、到底県民の理解が得られるものではない。不適切な支出であったことは間違いありません」と話した。
 
 ネット上では「徳島に対する、藍染めに対する冒とく」「成人用玩具というだけで不適切と判断はできないのでは?」などと様々な声があがっている。
 
 このニュースについて、タレントのでか美ちゃんは「“女性や子供も利用する場所で“と言うが、多分男性も嫌ですよね」と指摘。またラブドールを購入した職員に「もっともらしい理由を言っていたが、実際は個人的に興味があったんだろうな」とコメント。ジャーナリストの青山和弘氏も「マネキンでいいじゃないか、なんでラブドールにする必要があったのか。興味があったとしか思えない」と同調した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)