「世界水泳ドーハ2024」4日目が2月5日に行われ、アーティスティックスイミング（AS）デュエットテクニカル決勝では、予選3位のイギリスペアが259.5601点を叩き出し、同2位だったスペインペアを抜いて銀メダルを獲得した。ショートマンとソープのペアは、メダル確定の瞬間に大きく目を開くと思わず「キャー！」と絶叫。爆発した喜びが会場に響き渡ることになった。
イギリスペアは、過去に日本代表もコーチした友松由美子氏の厳しい指導のもと、めきめきと力をつけた。冒頭から大きなリフト技で勢いをつけると、その後は豪快かつ繊細な足技で観客を魅了。終盤、スタミナを消耗し苦しい場面になっても演技は乱れず、最後は無呼吸のまま連続した足技で会場に詰めかけたファンを大いに沸かせた。
手応えばっちりといった様子でプールから上がってきたイギリスペア。今か今かと得点表示を待ち続けると、出たのは残り2ペアを残しての暫定1位。メダル確定を告げるものだった。
会心の演技に期待はしつつ、メダル確定の表示を見たイギリスペアは思わず顔を見合わせて「キャー！」と絶叫。横にいたコーチ陣もがっちりと抱き合い、喜びを噛み締めていた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
