【WWE】RAW(2月5日・日本時間6日/セントルイス)
破壊欲が止まらない巨漢女子レスラーが大暴れ。“最狂女王”に120キロオーバーのヒップを落とし、顔面を平手で叩いて暴言連発。さらに屈強な4人の男たちを一瞬でぶっ飛ばす暴走ぶりに「圧殺された」「女版ゴジラだ」と驚きの声が広がった。
女子世界王者"マミー”ことリア・リプリーが2週連続で登場。先週襲撃を受けたナイア・ジャックスに落とし前をつけにやってきたものの…再び返り討ちに合い「WWE女子最強」の称号に黄色信号が灯り始めた。
『SMACKDOWN』ではすでに敵なし状態の絶対王者リアだが、先週ナイアに背後から襲撃を受け、その後リング上でレッグドロップ×3とバンザイ・ドロップのフルコースを見舞われて完全KOされる失態を晒した。
リアの怒りは当然ながらナイアに向けられマイクでいきなり「ナイア・ジャックスの首を引きちぎってやりたい」とブチキレモード。戦う気満々のリアに『RAW』のCEOアダム・ピアースも「君がイラつくのは分かるけど今じゃない」となだめて、次のプレミアム大会『エリミネーション・チェンバー』での直接対決を提案する。
しかしここに意気揚々とナイアが登場。いきなりグーで殴り合う大乱闘を開始すると、暴走するナイアにピアースが吹き飛ばされ、2人を制止するために男性セキュリティ4人が投入されるが、奇声を発したナイアが突進して次々と粉砕してしまった。
「ギャァァァ」と気合の雄叫びを上げるとファンも「迫力満点」「ナイア強すぎて草」「圧殺された」「女版ゴジラだ…」と騒然。セキュリティとセットでKOされたリアに2週連続の120キロオーバーの“爆尻”「バンザイ・ドロップ」を落としてとどめを刺すと、Fワードの暴言に張り手とやりたい放題だった。
この乱闘騒ぎでオーストラリア・パースで24日に開催される『エリミネーション・チェンバー』でのリアとナイアのタイトル戦はほぼ確定の形。ともにオーストラリア出身の両者、因縁がグツグツと煮えたぎるなか死闘になることは避けられないだろう。(ABEMA/WWE『RAW』)