【プレミアリーグ】アーセナル 3-1 リヴァプール(日本時間2月5日/エミレーツ・スタジアム)
22節までプレミアリーグ最小の19失点と堅守を誇っていたリヴァプールが、アーセナルとの首位攻防戦でミスが重なってまさかの3失点。マンチェスター・ユナイテッドOBのレジェンドから酷評された。
リヴァプールは13分に完全に崩されてブカヨ・サカに先制点を奪われると、67分にはCBフィルジル・ファン・ダイクがGKアリソンのまさかの連携ミスを犯してガブリエウ・マルティネッリにゴールを許し、92分にはレアンドロ・トロサールに独走ゴールを許す。反撃も前半終了間際のオウンゴールのみで、1-3で敗れ去った。
このリヴァプールの守備を痛烈に批判したのが、イングランドの『Sky Sports』で試合解説を務めた元アイルランド代表MFのロイ・キーンだ。1990年代から2000年代初頭にマンチェスター・ユナイテッド黄金期を支えたレジェンドは、試合後に次のように語った。
「アーセナルが素晴らしかったのは事実だ。しかし、リヴァプールは最初から最後まで、攻守においてインテンシティーの面で信じられないほど酷かった。とくに失点を重ねた守備陣はパブで酔っ払ったチームのようだった」
また、珍しく緩さが目立ったファン・ダイクについては、「すべての失点シーンでファン・ダイクはミスを犯した。もっとハードに行くべきだった。お粗末だったね。経験豊富な選手にもかかわらず、若手のようだった」と痛烈に論じた。
ちなみに、昨年末にキーンはファン・ダイクとメディア上で舌戦するなど、リヴァプールとマンチェスター・ユナイテッドのライバル関係もあり以前から不穏な空気が流れている。今回の発言が再び火種となっても不思議はない。
(ABEMA/プレミアリーグ)