【写真・画像】 1枚目
【映像】迫力ある演技によって生まれた空中の“水の輪”

 「世界水泳ドーハ2024」5日目が2月6日に行われ、女子10mシンクロ高飛込決勝では、イギリスのスペンドリニ シニエックス、トゥールソンのペアが299.34点で銅メダルを獲得した。ともに個人種目でも活躍している2人だけに、息を合わせた演技は迫力満点。解説者からも「個人個人のスキルも高い選手が合ってくるとかっこいい」と高く評価される中、空中では見るに美しい“水の輪”が幻想的に光った。

【映像】迫力ある演技によって生まれた空中の“水の輪”

 イギリスペアは5253B(後宙返り2回半1回半ひねりえび型)、難易度3.2の構成で5本目に挑戦。しっかりと息を合わせて踏み切ると、空中では鋭いひねりも加えながら水面に向かって落下。入水姿勢を確実に整えたことで、大きな水しぶきをあげることなく、美しいまま水中へと潜っていった。

 迫力と美しさを兼ね備えた演技に観客席からは「うおー!」という雄叫びのような歓声も。今夏に行われるパリ五輪に向けても弾みをつける演技となった。この演技中、カメラが捉えたのが、なんとも幻想的な「水の輪」だ。選手が回転したことで髪からこぼれた雫が、空中できれいな輪を描いており、もはやアート作品の域。銀メダルの北朝鮮、金メダルの中国が、どの選手もショートヘア。長い髪をまとめたイギリスのペアだから生まれた、ファンにとっても目にうれしいプレゼントになっていた。
ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】迫力ある演技によって生まれた空中の“水の輪”
【映像】迫力ある演技によって生まれた空中の“水の輪”
【映像】スイムタオルを投げるところまで息ぴったりの北朝鮮ペア
【映像】スイムタオルを投げるところまで息ぴったりの北朝鮮ペア
【映像】中国ペア、完全なる同調から水しぶきを立てずに「ズドン!」