【WWE】RAW(2月5日・日本時間6日/セントルイス)
元体操選手&アメリカ版「SASUKE」ファイナリストの肩書を持つ女子レスラーが見せた“斜め上を行く”ハイキック回避法にファン騒然。柔軟性と筋力を活かした「マトリックスのようなエビ反り」に注目が集まった。
WWE女子タッグ戦、王者組・カイリ・セイン&アスカ対元王者・ケイデン・カーター、カタナ・チャンスの試合での驚きのひとコマ。ファンが思わず唸ったのは、ハイキックを“エビ反り”でかわすカタナの元体操選手らしい圧倒的なフィジカルだった。
試合はアスカの川田利明を彷彿させる顔面への連続ステップキックなどラフな攻撃をカタナが一方的に貰う展開。しかしアスカが振り抜いたハイキックを映画『マトリックス』の象徴的な“エビ反り”で神回避、そのままブリッジの姿勢を起こして丸め込み、スピンキックと電光石火の連続技を披露。特に映画のような“エビ反りキック回避”にファンから「どんなかわし方だよ!」と驚きの声があがった。
その後もケイデン&カタナ組が次々とアクロバティックな合体技を披露するなど王者チームを脅かしたが、最後はカイリの超高角度の『インセイン・エルボー』をカタナが貰いスリーカウントを献上。リマッチでのタイトル奪還とはならなかった。
カタナは元体操選手で、アメリカ版 「SASUKE」『American Ninja Warrior』で女性出場者初のファイナリスト。予選では完全制覇を成し遂げた脅威的なフィジカルの持ち主。この試合でもトップロープから一回転して落ちるファイヤーバードスプラッシュなど難度の高い技を連発して見せ場を作った。(ABEMA/WWE『RAW』)



