「世界水泳ドーハ2024」7日目が2月8日に行われ、男子10mシンクロ高飛込決勝では、ウクライナのボリュークとセレダのペアが406.47点をマークし、銅メダルに輝いた。空中での姿勢から入水に至るまで、まるで双子かと言わんばかりに同調した動き。水しぶきも小さな“ノースプラッシュ”を決めると、観客席からも「うおっh-!」と大きな声が飛んだ。
【映像】どっちがどっちかわからない?シンクロを極めたウクライナペア
10メートルの高さがある踏み切り位置に、スッと姿を現したウクライナのイケメンペア。後ろ向きに立ち、お互いのタイミングをきっちりと合わせると、5255B(後ろ宙返り2回半2回半ひねりえび型)、難易度3.6というハイレベルな演技だったにも関わらず、2人の動きは完全にシンクロ。中継のカメラアングルの効果もあってか、さらに揃ったことが強調された映像になったことで、解説していた寺内健も「空中、よく合っていますよ」と声を張った。
男性選手の演技ではあるが、迫力以上に美しさも感じさせるほどの完成度。静まり返っていた場内も、入水直後から次々と大きな声や口笛が鳴り響いていた
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)