【ブンデスリーガ】ドルトムント 3-0 フライブルク(日本時間2月10日/ジグナル・イドゥナ・パルク)
今冬にチェルシーからドルトムントにレンタル移籍したオランダU-21代表DFのイアン・マートセンが、見事なアシストでダメ押しゴールを演出。視聴者は「これはやべえクロス」「まさかのダイレクト」と大興奮した。
2-0とリードして迎えた86分、ドルトムントはCKのチャンスを迎えた。ユリアン・ブラントのクロスはフライブルク守備陣に跳ね返されたが、そのこぼれ球をブラントが回収し、堂安律が詰める前にすぐさま中央から左サイドに開いてきたマートセンにパスを出す。すると、オランダU-21代表DFはダイレクトでボックス内にクロスを供給すると、これがループ気味の弧を描いてFWニクラス・フュルクルクの元にドンピシャで届いた。
この日が奇しくも31歳の誕生日だった昨季のブンデスリーガ得点王は、ダイレクトのヘディングシュートで合わせて、勝利を決定づけるダメ押しの一撃をゴールに叩き込んだ。
試合解説を務めた元日本代表MFの川勝良一氏は、「相手がラインを上げるだろうというのをイメージしながら、ダイレクトでクロスを入れたのが効いていました。その結果、フライブルクはラインを上げるのが中途半端になりましたよね」と、ゴールをお膳立てしたマートセンのクロスと判断を絶賛していた。
ABEMA視聴者も「これはやべえクロス」「まさかのダイレクト」「えっぐw」「ずらされたわ」「マートセンまじで上手い」「ドルトムントはマートセンをチェルシーから買い取りたい」「ばかうまい」「ボールがおしゃれ」と、新加入左SBのクオリティーに改めて驚かされたようだ。
一方でスコアラーとなったフュルクルクは、ドニエル・マーレンが決めた1点目と2点目でもアシストを記録。31歳のバースデーに見事な活躍を見せた。データ会社『OPTA』によれば、詳細データが残っている2004-05シーズン以降だと、誕生日にブンデスリーガの試合で3ゴールに直接関与した初めての選手だという。
(ABEMA/ブンデスリーガ)