【WWE】SMACKDOWN（2月9日・日本時間10日／シャーロット）
前WWE女子王者でボディビルダーのレスラーが見せた圧巻のパワーと説得力抜群のフィニッシャーに反響。余裕すら感じさせる2発の力技で相手をねじ伏せたワンシーンが注目を集めた。
話題のシーンは、ビアンカ・ベレアとミチンによる大一番『エリミネーション・チェンバー』出場をかけたシングルマッチで起きた。スピーディな相手の攻撃を力でねじ伏せるビアンカのパワーが脚光を浴びた。
ビアンカは序盤、ミチンのスピード感溢れるハードヒットに苦戦。エプロンから勢いよく放つムチのようなミチンの蹴りに場外で悶絶するシーンも見られたが、相手がキャノンボールを誤爆したところから形勢を逆転。飛んで来た相手の首を根こそぎ掴むチョークスラムを決め、相手をバックブリーカーの体勢でリフトして得意技『KOD』を狙うが、警戒するミチンもフィニッシュ技は許さない。
必殺技に持ち込めないビアンカだったが、ミチンのパイルドライバーをショルダースルーで無理やり剥がし、すかさず背中に抱え上げてアルゼンチン・バックブリーカーの体勢からマットへ落とす『KOD』を放ち勝負あり。
ミチンが攻め込むシーンが目立つ試合だったが最後は持ち前のパワーで余裕すら感じさせる勝利にファンも「なにあのパワー」「まあそうだろうな…」と納得の勝利。
WWEの女子戦線にはナイア・ジャックスやAEWから移籍したジェイド・カーギルなど“パワー系女子”が群雄割拠だが、改めてビアンカの力で振り切った勝利に「カーギルとパワー対決してほしい」と、期待の声もあがった。
2月24日にオーストラリアで行われる大一番に向け、前WWE女子王者ながら予選にエントリーする厳しい条件を乗り越え、6枠ある『イリミネーション・チェンバー』出場の切符を掴んだビアンカ。目標とする4月の『レッスルマニア』でのタイトル奪還に向けて盤石の一勝だった。
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（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
