最近ではネット上でDIYなどに関するノウハウが数多く披露されていることもあって、自宅のリフォームなども自分の手で行う人も増えているが、そうした人の中には、資格が必要な電気工事を無資格・無経験でやってしまう人も…そんな人々に向けて、電気工事士が改めて警鐘を鳴らす動画がSNSで話題となっている。
電気工事士の「もりゆう」（@uuya_morita_）さんが、「DIYで電気の資格も知識もないのに工事しようとしてる人へ。電気が流れてる線を切るとこうなるぞ！家燃えるぞ！」というコメントとともに投稿したこの動画は、もりゆうさん自身が、通電した電線を工具で切断する光景を収めたもの。しかしこの動画の中では、電線が切断されるや否や、あろうことか一瞬にして周囲が炎に包まれることに…実はこの動画、資格＆知識もなく電気工事を行うことの危険性を訴える目的で作ったフェイク動画で、実際には通電しない状態で撮影している。しかし万が一、通電した状態でこのような行為を行えば、お手軽リフォームのつもりで行ったDIYで即座に全焼…といった事態にもなりかねない。くれぐれも注意が必要だ。
資格・知識のない電気工事の危険性がよくわかるこの動画に、動画を紹介した投稿の表示数は680万件以上を記録。また、ネット上の人々からは「バチバチバチ！みたいなの想像して見てたら全然違った」「ぼくもドライバーの先をぶっ飛ばしたことがあります。閃光を見た後目の前が真っ暗になり数分間目が見えなくなりました。」「ものすごく良い動画です！！注意喚起のために使うなら最高の教材です。」「活線切るとマジでイメージこんな感じ」「ホームセンターで普通に販売されているスイッチパネルの交換も資格がないと違法だと何かで読んだことがある…」「ちなみに電気流れてるの知らず 切ってしまうと火花散ってすごい音鳴るし シンプルに危ないのでコンセントや配線を切断したりする時は必ず流れてるか確認しましょう」といった様々な声が寄せられている。（ABEMA『週刊BUZZ動画』）
