【プレミアリーグ】リヴァプール3-1バーンリー(日本時間2月11日/アンフィールド)
アジアカップの疲労を感じさせない圧巻のパフォーマンスで、ファンの心をがっちり掴んでみせた。リヴァプールの日本代表MF遠藤航が攻守にわたる活躍を披露し、交代時にはスタジアム中が拍手喝采。「めっちゃ良かった」「遠藤航すごすぎ」とファンは大興奮の様子だった。
疲労を感じさせない圧巻のパフォーマンスだった。リヴァプールの日本代表MF遠藤航は準々決勝敗退に終わったアジアカップで、フィールドプレイヤーで唯一全4試合にフルタイム出場。コンディションが心配される中でスタメン復帰を飾ると、試合終了直前の95分までプレーした。
この試合で遠藤は攻守において好プレーを披露。20分には相手CKのこぼれ球をシュートブロックすると、前線へスルーパスを送り攻撃のスイッチを入れるプレーを見せた。さらに62分にはリヴァプールのアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーからのボールを受けてターンし、左サイドのスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンへ見事なロングパスを供給。極めつけは94分、自陣中央で味方が競り合ったこぼれ球が、リヴァプールの日本代表MF遠藤航の前に落下。これを遠藤がダイレクトで相手DFライン裏へとロングボールを送りウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの決定機を演出した。
この活躍にSNSでは「優勝争いしているチームで堂々の素晴らしいプレー」「遠藤航神かと思った」「遠藤とマクアリスターが共存できることが証明された試合」「遠藤バケモン」とスタジアムと同様に称賛の声が多く投稿されていた。
アジアカップでは残念な結果に終わってしまったが、その悔しさを晴らすかのような素晴らしい活躍でリヴァプールファンの心を掴んでみせた。今季限りでの退任を発表しているリヴァプールのユルゲン・クロップ監督にリーグ優勝の花を持たせることができるか。遠藤航のリーグ後半戦の活躍に注目だ。
(ABEMA/プレミアリーグ)