サッカー解説者として活躍する元北朝鮮代表FWの鄭大世が、ABEMAのプレミアリーグ中継試合から1月のベストゴールTOP3を選出。3位に選ばれたのは、リヴァプールに所属するポルトガル代表FWのディオゴ・ジョタが決めた重戦車ドリブルからのゴラッソだ。
現地時間1月31日のチェルシー戦(プレミアリーグ22節)、スコアレスで迎えた23分だった。リヴァプールは右SBコナー・ブラッドリーのボール奪取からカウンターを発動させ、ペナルティーエリア手前でジョタにボールが渡る。
ジョタの対面にはチアゴ・シウヴァとブノワ・バディアシルの両CBが立ちはだかったが、そのまま真正面から突っ込んでダブルタッチで2人をかわす。最後は滑り込みながら左足で豪快に叩き込んだ。
リヴァプールが4-1で快勝する試合の超絶的な先制点は、SNSでも「最高のフィニッシュだな」「怪物だ」「なんてゴールだ」「重戦車のような突破」「個でこじ開けた」「完全に個人技で抜き去った」など大いに話題となった。
鄭大世氏は1月のベストゴール3位に選んだ理由について、「近年、組織化がどんどん進んでいる欧州サッカー界で、こういった個人でDFを2枚剥がして奪うゴールは見ていてとても気持ちがいい」と説明している。
昨年末に怪我から復帰したジョタは、プレミアリーグの直近6試合で5ゴール・2アシストの大活躍。マンチェスター・シティ、アーセナルと優勝争いをしているリヴァプールの攻撃陣を力強く支えている。
(ABEMA/プレミアリーグ)