コンプラの限界に挑戦した変態的不倫場面が話題の『離婚しない男―サレ夫と悪嫁(およめ)の騙し愛―』(テレビ朝日系土曜夜11:30)。第5話では間男・小池徹平の知られざる過去が明らかになる。なぜ小池は伊藤淳史の妻で不倫相手の篠田麻里子に異様な執着を見せるのか?
【映像】ノーパンで買い物!間男(小池徹平)&不倫妻(篠田麻里子)の変態プレイ
妻の不貞現場を目撃した大手新聞社の社会部エース記者・岡谷渉(伊藤淳史)が、愛娘の親権を得るために父親の親権獲得率わずか1割の壁に挑むサレ夫逆襲ブラックコメディ。漫画家・大竹玲二による人気コミック「離婚しない男」をベースに、今年3月限りで放送作家業と文筆業から引退する鈴木が、最後の地上波ドラマとして放送コードギリギリの攻めた表現とテンションで唯一無二の不倫劇を描く。
渉の妻・綾香(篠田)と不倫関係を結ぶ一方で、渉との離婚を急かすように催促するマサト。口では「僕ら二人の明るい未来のため」などと甘いことを言うが、何やら裏がありそうだ。しかもマサトは渉の自宅やその周辺で綾香と変態プレイを行うなど、浮気バレすれすれの行動を起こし、わざわざ渉に嫉妬や怒りを抱かせるような言動を取ることが多い。その理由が第5話で明らかにされる。
実はマサトは、渉の学生時代の同級生だった。しかし渉は一切、覚えていない。なぜならマサトは顔面をフルで整形し、苗字も変えていたからだ。綾香との不倫はマサトの壮大な復讐劇だったのだ。
高校時代、成績優秀だったマサトは、一度も会話を交わしたことのない渉から「勉強を教えてほしい」などと声をかけられる。マサトは親身になって渉に勉強を教え、その甲斐あって有名大学に合格。だがマサトは家庭の事情で大学に進学することが出来ず、時を同じくして母親を自殺で失う。教師から合格への努力を褒められ、明るいキャンパスライフへと突き進む渉にマサトは激しく嫉妬する。
それから11年と92日。整形してクールな外見に様変わりしたマサトは、偶然にも渉と綾香が幸せそうに結婚話を進めている場面に遭遇する。木の影から二人を見つめるマサトは「お前だけ幸せになっていいのかなっ!絶対にダメだ!お前は不幸せになるべきだ!」と怒りと憎しみのこもった表情で二人を連写盗撮。渉にとっては完全なる逆恨みだが、マサトにとっては自分を差し置いて次々と幸せを手に入れる渉の順調な人生が許せなかったのだ。
「別れろ、そして苦しめ、そして…死ね!」。マサトの知られざる過去と確執が明らかになったことで、サレ夫悲話が壮絶なリベンジストーリーに。積年の恨みがこもったマサトの壮大な復讐劇は成功するのか?そして渉はマサトを思い出すことが出来るのか?深みの増した物語への期待が高まる。