お見送り芸人しんいちが、ピン芸人日本一を決める「R-1グランプリ2024」の準決勝で審査員を務めた。
 
【映像】お見送り芸人しんいちの歌ネタ
 
 準決勝前、しんいちはXに「僕は!!!審査員様だ!!!ワハハハハハ!!!R-1グランプリ最高」と挑発的な投稿。するとコメント欄には、「夢ないな」「盛り下がるなぁ」「お笑い知らん人が審査をやるの?」といった書き込みが相次いだ。
 
 犬猿の仲と言われるピン芸人のZAZYも「こんな審査員の大役をおいしいとしか思っていない芸人に頼まないでほしいよ」と愚痴をこぼした。さらに、おいでやす小田も「旧R-1予選で一度も僕らに勝てなかったしんいちくんが!?しんいちくんが悪いというよりR-1が悪い」と投稿し世間を騒がせている。
 
 この自ら招いた形となった騒動にどう思っていたのか。本人を直撃すると、しんいちは「えらいことになった。『R-1のためを思うなら降りてください』『私はあなたの優勝まだ認めてません』と…おかしいですよ、言うてくるの。もうええでしょ。それでも僕は辞めない、準決勝の審査員がしたい」とコメント。
 
 ZAZYやおいでやす小田からの物言いについては「申し訳ないですけど、僕はチャンピオンなんです!ZAZYも小田さんもピン芸人としてめっちゃおもろいのは認めてるんですけど、世の中には“チャンピオン”か”チャンピオンじゃないか”しかないんですよ。僕には“チャンピオンじゃない人”の声が入ってこないんです」と主張した。
 
 この騒動について聞かれたピン芸人の永野は「真面目に言うと、エンタメというか、しんいちなりに盛り上げようとしたんじゃないかなと思った、Xを見た時に」と分析。さらに「ピン芸人は、R-1中毒みたいな芸人が多くて、R-1をそうやってエンタメ化するのを無性に嫌うというか…その気持ちもわかる」と話した。一方で、「しんいちの肩を持つわけじゃないけど、そのR-1中毒の人たちはエンタメのしんいちに負けた。だから結局、しんいちが言っていることが正しくなるというか…」と複雑そうに語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)