サッカー解説者として活躍する元北朝鮮代表FWの鄭大世が、ABEMAのプレミアリーグ配信試合から1月のベストゴールTOP3を選出。栄えある1位に選ばれたのは、フラムに所属するメキシコ代表FWのラウール・ヒメネスが決めたゴラッソだ。
日本時間で年越しにかけて開催されたプレミアリーグ20節のアーセナル戦、フラムが0―1でビハインドを背負っていた29分だった。カウンターから元ブラジル代表FWのウィリアンが左サイドを受け出すと、前方に走り込んだスコットランド代表MFトム・ケアニーに展開。ケアニーは左足ダイレクトで中央にクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだヒメネスが滑り込みながらダイレクトでゴールに叩き込んだ。
本拠地クレイブン・コテージのフラム・サポーターも大歓声を上げたこのゴラッソは、SNSでも「ゴラッソや」「あれを決めきるのエグい」「こりゃすごい」「ケアニーがたまらん」「9番として完璧」「なんてパスだ」「なんてクロスになんてシュートだ」と大いに話題となった。
鄭大世氏は1位に選んだ理由として、「FWとして僕が最も好きな形のゴール。アシストしたケアニーがゴールに背を向けた状態で、ノールックでDFとGKの間へパスを通した。ヒメネスも目が合ってないのに信じて良いポジションを取って、しっかり決めた。2人の信頼関係が生んだゴール」とコメント。ヒメネスはもちろんケアニーも褒め称えた。
今シーズンここまでチーム最多の5ゴールを挙げているヒメネスだが、現在は怪我で戦線離脱中。フラムには不可欠なストライカーだけに、早期復帰が期待される。
(ABEMA/プレミアリーグ)