朝倉未来がCEOを務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown11」が、18日に東京ドームシティ内プリズムホールで開催。第9試合バンタム級トーナメント準決勝で、井原良太郎と西島恭平が対戦し、井原が5-0の判定勝ちを収めた。
井原は、「喧嘩自慢足立区代表」として名を挙げ、前回は、トーナメント凖々決勝で、かずきんぐを1RにKOしている。また、試合前の密着映像では「バッティングセンター」「スロット」などで動体視力を鍛えるという“独自の練習法”で仕上げてきていた。
一方の西島は、17年の極真館ジュニア世界大会で優勝し、22年のK-1カレッジでも準優勝などの実績を誇るプロ志望の出場者。今回のバンタム級トーナメントは、昨年末にRIZINの篠塚辰樹戦で負傷した冨澤大智の代役として、西島が井原と対戦することとなった。試合前の密着映像では、「現役学生」という美人妻が登場し、密かな話題を呼んでいた。
それぞれ「喧嘩」と「格闘」のマインドを背負った一戦は、上背のある井原が試合を優位に進め、西島を懐に入らせない。1分間では勝負がつかなかったものの、延長では左フックが顎を捉え、格闘経験のある西島からダウンを取る。
結果は、井原が5-0の判定勝ち。ダンチメン・あつきとの決勝に進んだ。プロを目指している西島にとっては、痛すぎる敗戦となった。