【プレミアリーグ】ブレントフォード1-4リヴァプール(日本時間2月17日/ジーテック・コミュニティ・スタジアム)
またもやこの男の空中戦の強さが炸裂した。日本代表MF遠藤航が相手GKから放たれたフィードをヘディングでカットすると、それを起点にリヴァプールが貴重な追加点をゲット。息をつく暇もない速攻だった。
1-0で迎えた54分、リヴァプールは高い位置からFWコーディ・ガクポがブレントフォードGKマーク・フレッケンに激しく寄せて、苦し紛れのロングフィードを誘発させた。
ここで遠藤航が空中戦の強さを発揮する。ブレントフォードFWニール・モペイとの競り合いに難なく勝利し、ヘディングでMFライアン・グラーフェンベルフへとボールを送る。素早く敵陣へ攻め込むと、最後はこの試合が怪我からの復帰戦となったFWモハメド・サラーのパスを受けたMFアレクシス・マック・アリスターが冷静にシュートを沈め、待望の追加点を記録した。
遠藤の長所である危機察知能力の高さと空中戦の強さが生きたゴールが生まれると、ABEMA視聴者は「遠藤が起点!」「遠藤って本当に空中戦強いよな」「もう完璧な中心選手」と大喜びの様子だった。
ABEMAで解説を務めたハーフナー・マイク氏も「あそこで競り勝ったのが全てですよね」と、起点となるプレーをみせた日本代表MFを称賛していた。
遠藤はその後もプレーの質を落とすことなくフル出場を記録。カーティス・ジョーンズ、ディオゴ・ジョタ、ダルウィン・ヌニェスの3選手をこの試合で怪我のために失ったのは痛恨だが、チームも最終的に4-1のスコアで勝利。悲願のリーグ優勝に向けて順調な歩みを続けている。
(ABEMA/プレミアリーグ)