【写真・画像】 1枚目
【映像】命に感謝しながら……ヤクの解体シーン
この記事の写真をみる(3枚)

 『ナスD大冒険TV』ではヒマラヤの尊い生き物・ヤクの解体シーンが映された。命をいただくということを改めて考えさせられるVTRに視聴者から反響が寄せられた。

【映像】命に感謝しながら……ヤクの解体シーン

 テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。2月18日の放送回では、「登山家の料理人 カンツァさんのお料理手帖〜第八巻〜」が届けられた。これはナスDが天空のヒマラヤ部族を取材した際に、カンツァさんが作った絶品料理のレシピをまとめたもの。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。

 ドルポの最奥・ティンギュー集落に到着したナスD一行は、500kgという巨漢で、10歳の年老いたヒマラヤの尊い生き物「ヤク」の解体という貴重なシーンを撮影することに成功した。

【写真・画像】 2枚目
拡大する

 というのも取材班は集落で飼われていた年老いたヤクが、最近、崖から落ち、運搬用として活躍できなくなったため、譲り受けたのだ。現金による協力費の支払いは現地への影響が大きすぎるため、ヤク肉を村人皆と分け合い、親睦を深めるのが目的でもある。

 解体するヤクの周りに、徐々にティンギュー集落の人々が集まってきた。ナスDが「ヤクを解体するのは珍しい事なんですね」と聞くと、元テレビ朝日で『ニュースステーション』にも携わった“伝説の辺境”ディレクター・大谷映芳氏は「1年に1回ですよね、解体はね」と説明していた。

 準備が整ったところで、いよいよヤクの解体が始まる。ヤクの太い首に縄をかけ、しっかりと結ぶ。暴れると危険なので、脚にも縄を巻く。ナスDが「通常もこうやってやってるんですよね」と聞くと、大谷氏は「場所によって違うみたい」「今日は窒息させるみたいね」と説明していた。暴れず大人しくしているヤクの姿を見て、大谷氏は「もう覚悟してるんだろうな」と語った。ちなみに窒息死を選んだのは、血まですべてをいただくため。

【写真・画像】 3枚目
拡大する

 現地にはお経を唱える者も。解体を担当した現地の方のなんとも言えない表情を見て、大谷氏は「彼も辛いはずだね。動物の命を奪うわけだからね」とコメントしていた。

 全ての部位の切り分けが終わると、この集落の人々にとっては貴重な食材となった。解体したヤクは撮影隊の分を少し除いて、三等分に。大谷氏は「村が3つに分かれているんで、各ブロックごとに塊の肉をあげて、適当に分けてくださいと」と説明。カメラマンが「現地の人にとってご馳走なんですか?」と聞くと、大谷氏は「(標高が高いこの地では)新鮮な肉なんて、そんな滅多に食べられない」と話した。

 命をいただくということを改めて考えさせられるVTR。この映像を見た視聴者は「命をいただくことの有り難さ」「ヤク。生命に感謝しかナイ…」「普段食べている食材も日常的にこうなってるって事よね… 感謝しないと」「ありがとうヤク(T ^ T)…生き物全て」などの声をX(Twitter)に寄せていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)

ナスD大冒険TV
ナスD大冒険TV
見逃し配信中
顔全パーツ整形の福岡みなみ、ビフォーの顔に美容外科医が本音ポロリ
この記事の写真をみる(3枚)