【プレミアリーグ】ブレントフォード1-4リヴァプール(日本時間2月17日/ジーテック・コミュニティ・スタジアム)
危険な位置での接触に一瞬ヒヤリとした。遠藤航がボックス前で相手選手と接触して両者ともに倒れると、主審が笛を吹いた。解説も「2枚目…」と言いかけたが、リプレイ映像を見ると、相手選手が日本代表MFの足を踏みつけたことでのファウルだった。先にボールに触れた”神の右足”がピンチを防いでいる。
リヴァプールが3-0とリードして迎えた72分、ブレントフォードが左サイドからクロスを上げると、ボックス内でリヴァプールDFアンドリュー・ロバートソンがアフター気味にFWアイヴァバン・トニーに接触した。
一見PKにも見えたシーンだが主審はそのまま流し、今度はボックス手前で遠藤航とMFフランク・オニェカが接触。日本代表MFの足に引っかかってオニェカが倒れたようにも見えたが、実際は足を踏んづけてから転倒しており、ブレントフォードMFにイエローカードが提示された。
ただ、リアルスピードでは見えにくかったため、主審がイエローカードを持った際にABEMAで解説を務めたハーフナー・マイク氏と安田理大氏は「2枚目…」と言いかけていた。しかし、相手のファウルだとわかると「よく見ていましたね」と、主審のマイケル・オリヴァーのジャッジに感心している様子だった。
これにはABEMA視聴者も「遠藤ナイス!」「これは危ない」「よく足だしたな」「遠藤すげぇ」「助かったぞ遠藤!」と、日本代表MFの神の右足でピンチを防いだ場面に称賛が集まった。
ただ、この場面では一瞬退場を覚悟したサポーターも多いのではないだろうか。少しタイミングがズレていれば逆にファウルを与えていた可能性もある。67分にイエローカードを貰っていた遠藤は、後半アディショナルタイムにも危険なファウルを犯しており、警告を受けた後の接触プレーには気をつけて欲しいところだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)