【プレミアリーグ】ブレントフォード1-4リヴァプール(日本時間2月17日/ジーテック・コミュニティ・スタジアム)
遠藤航が巧みなパスでチャンスを演出した。リヴァプールが日本代表MFも絡み、左サイドの狭いエリアでパス交換を行うと、裏に抜けた味方に向けて遠藤が相手選手3人の頭上を超えるループパスを出す。ドンピシャなパスで一気にチャンスとなったこの場面にファンも「本当にうまいよな」と感心している様子だ。
リヴァプールが1–0とリードで迎えた49分、左サイドでボールを持ったアウェイチームがダイレクトプレーで局面を打開する。
FWルイス・ディアス、MF遠藤航、MFライアン・フラーフェンベルフの3選手の間でのパス交換をブレントフォードは捕まえることができなかった。その隙を突いてワンツーでルイス・ディアスが裏へと抜け出すと、そこへ日本代表MFからピンポイントのループパスが飛び出す。この浮き球のパスが相手選手3人の頭上を超えドンピシャで届き、一気にリヴァプールがチャンスを迎えた
狭い局面での流れるような連係と遠藤のアイデアとテクニックが存分に披露されたシーンだった。
このシーンについてABEMA視聴者は「遠藤うま」「遠藤が遠藤った」「今のとか本当にうまいよな」と日本代表主将の技術力の高さに感銘を受けている様子だ。
遠藤は中盤の底として守備への貢献はもちろん、ビルドアップでもチームにいい影響を与えている。ボールを落ち着かせパスを回し、時には相手の穴を突くようなパスで相手を混乱させた。この試合ではチームとしてダイレクトでのパス回しを意識しており、指揮官の狙いも相まって、相手チームの逆を突くプレーが多く見られている。
(ABEMA/プレミアリーグ)