【プレミアリーグ】ブレントフォード1-4リヴァプール(日本時間2月17日/ジーテック・コミュニティ・スタジアム)
”リヴァプールの王”がついに帰還した。FWジョタの怪我で急遽出番を得たFWサラーは、負傷明けとは思えない高精度のプレーを連発。追加点が欲しい68分には相手DFに寄せられても倒れないフィジカルで敵陣に突っ込み、難易度の高いシュートを決めてみせた。
リヴァプールが2-0とリードして迎えた68分、GKからのロングボールをFWコーディ・ガクポが後ろに逸らすと、これをブレントフォードのDF同士が互いに遠慮し合って見合ってしまった。
その隙を突いたモハメド・サラーがボールを収めると、そのままペナルティーエリア内へと進入。最後は身長193cmあるネイサン・コリンズに激しく身体を寄せられたが、それでも屈強なフィジカルで倒れることなく直進し、最後は角度のない位置からゴールへと流し込んで見せた。
先月のアフリカ・ネーションズカップで負傷して以降、怪我で離脱していたサラーだったが、その復帰戦とは思えない活躍にABEMA視聴者は「えぐいて」「王の帰還!」「強いしうまいし」「バケモンやなw」「もうさすがとしか言えない」と反応。大エースの帰還に歓喜の様子だった。
ABEMAで解説を務めた安田理大氏も「これ(コリンズに)身体を入れられた気がしたのですが、やっぱり(フィジカルが)強いし、体勢が悪いながらのシュートも凄いですね」と、DF目線でお手上げ状態が伝わるコメントをしていた。
この試合でリヴァプールはディオゴ・ジョタとダルウィン・ヌニェスが負傷してしまい、前線の駒不足が懸念される事態となった。その中での”王”の帰還となり、サポーターからしてもこれ以上頼もしい復帰戦はなかなか見られないだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)