【ブンデスリーガ】フライブルク 3-3 フランクフルト(日本時間2月18日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
ブンデスリーガで今季初スタメンを飾った長谷部誠が、熟練の守備を見せた。自陣ゴール前でピンチを迎えると、元日本代表キャプテンは相手がシュートを放とうとしたタイミングで身体を寄せてブロック。この守備にはファンも「さすが整える漢」と称賛が集まった。
フランクフルトが3-2とリードして迎えた73分、フライブルクがGKからロングボールを敵陣ゴール前に蹴り込むと、混戦となり、最後はMFロランド・シャッライがボックス内でシュートを放った。
このシーンでフランクフルトの長谷部は、カバーリングを優先してあえて他の選手よりも低い位置にポジションを構えていた。この準備が功を奏してシャライがシュートを打つ直前に身体を寄せることに成功。的確なブロックで絶体絶命のピンチを防いだ。
ABEMAで解説を務めた元日本代表DFの安田理大氏は、「よくブロックしました。落下地点などを冷静に判断していましたね」とコメント。視聴者からも「さすが整える漢」「えぐい」「さすが長谷部」「長谷部すこ」「長谷部代表呼ぼう」「長谷部すげぇ」「流石のカイザー長谷部」と好守に対して賛辞の声が集まった。
今季はベンチから試合を見守る展開が多い長谷部だが、今節は初めてブンデスリーガでスタメンに名を連ねてフル出場。フランクフルトで公式戦通算300試合出場となったこの日も、不運のPK献上などはあったもののブンデスリーガ通算380試合で得た経験を遺憾なく発揮し、カイザー(皇帝)の名に相応しい攻守で高いクオリティーを見せた。
(ABEMA/ブンデスリーガ)