【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア1-1ガンバ大阪(町田GIONスタジアム)
【映像】漢気PK弾!ど真ん中に捩じ込んだJ1初ゴールの歴史的瞬間
2024シーズンの明治安田J1リーグ開幕節、FC町田ゼルビアvsガンバ大阪が町田GIONスタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。
昨シーズンのJ2リーグを制して悲願のJ1昇格を果たした町田が、J1リーグで16位に沈むなど残留争いに苦しめられたG大阪をホームに迎えた。
立ち上がりから主導権を握ったのは昇格組の町田。アグレッシブなディフェンスでボールを奪い、鋭いカウンターからG大阪のゴールを脅かしていく。すると13分、ボックス左に侵入したナ・サンホのクロスボールが、中谷進之介の手に当たる。プレーは流されたが、直後にVARが介入し、OFRの結果PKの判定となった。
このチャンスで町田は鈴木準弥がキッカーを務める。右足で放ったシュートは、GK一森純に当たるもなんとかネットを揺らし、嬉しいJ1初ゴールとなった。
後半に入っても町田が構成を強めていく。50分には先制点の鈴木がボックス外からミドルシュートを狙うと、無回転の低弾道シュートがゴールを急襲した。
しかし60分に、仙頭啓矢が鈴木徳真へのプレーで警告。これが2枚目のイエローカードで退場となり、町田が数的不利に追い込まれた。
するとG大阪はベンチスタートだった宇佐美貴史や松田陸などを次々と送り込む。圧倒的にポゼッションを握って攻め込んでいくと、84分にはゴール正面からやや左の位置でFKを獲得。宇佐美の右足から放たれたシュートは大きな弧を描いてゴールネットに吸い込まれた。
その後勝ち越しゴールは生まれることなく、試合は終了。町田にとっては土壇場で勝ち点2を失うことになったが、それでもJ1初勝ち点を獲得。G大阪にとってはキャプテンの一撃で勝ち点を持ち帰ることに成功している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)