【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 1－1 ガンバ大阪 （町田GIONスタジアム）
【映像】町田・仙頭、足を高く上げて足裏タックル→2枚目イエローで退場に
FC町田ゼルビアが悲願だったJ1のピッチに立った。鈴木準弥がPKから歴史的なJ1初ゴールを決めるも、退場者を出したことで徐々に押し込まれ逃げ切りに失敗。
昨シーズンのJ2リーグ戦を制覇した町田が、悲願のJ1初挑戦。開幕戦では古豪・ガンバ大阪を本拠地に迎えた。すると17分にPKから鈴木のゴールが決まって、嬉しいJ1初得点を挙げた。その後も試合の主導権を握ったが、後半に退場者を出したことで一転。最後は、84分に痛恨の同点ゴールを被弾。土壇場で勝ち点2を失った。
試合後、黒田剛監督がインタビューに応じ試合を振り返った。「前半はほぼプラン通り。後半の退場者が大きく響いた。それでも選手たちは頑張っていましたが、宇佐美選手のFKは本当に素晴らしかった。2点目、3点目が取れるチャンスがあったので、そこで取れていたら違った」とコメント。選手たちの頑張りを讃えつつも、逃げ切り失敗に悔しさを見せた。
この試合のターニングポイントは、やはり60分のシーン。仙頭啓矢が2枚目のイエローカードで、町田が数的不利に陥った。「後半早い時間帯だったので、プランが崩れた。FK以外では失点することなく体を張ってブロックしてくれた。そこは次に繋がる守備力だったと思う。劣勢の中でも勝ち点1をポジティブに捉えたい」と、町田らしいディフェンス強度の高さを誇った。
最後に黒田監督は「町田市民、ファン、サポーターの期待の表れ。どれだけ奮闘して、この地域に感動、勇気、希望をもたらせられるか。その責任を改めて噛み締めた今日。しっかりと次節からも準備して頑張っていきたい」と次節へ目を向けた。
（ABEMA de DAZN／明治安田J1リーグ）
